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【留学】書類作成の前にやっておいた方がよいこと📝~韓国政府奨学金~

お疲れ様です。TORUです。

前回まで、自己紹介や私が韓国語を始めたきっかけ、韓国政府奨学金を目指すきっかけについてお話してきましたが、今回から韓国政府奨学金応募の準備についてお話していきたいと思います。
応募に必要な書類を準備する前に!私の経験上、やっておいた方がよいと思ったことがいくつかありましたので、今回はそれについてお話しします。

大韓民国政府奨学金とは?

これを読んでくださっている方は、韓国政府奨学金に関心があったり、準備をされている方が多いかと思いますが、そもそもどういったものかといいますと…
韓国国立国際教育院という政府機関が行っているもので、「정부초청장학제도(KGSP、政府招聘奨学制度)」(これが正式名称?)といいます。
目的は「外国人学生に韓国での就学の機会を付与し、国際交流促進及び友好増進(国立国際教育院HPより)」とのことです。
この制度に採用されると、大学院の授業料はもちろん、月々の生活費、論文印刷費、帰国準備金(航空券代)などが支給されるので(返済不要‼)心配なく、韓国で研究ができます。私がこの制度で学校に行ったのが2014年でしたので、そこから多少の制度内容の変更などがある(あった)と考えられますので、詳しくは下のリンクからご覧いただけたらと思います。

↓国立国際教育院HP(日本語あり) - 政府招聘奨学制度
한국유학종합시스템(스터디인코리아) Study in Korea|run by Korean Government

韓国政府奨学金応募のための書類作成も大変ですが、個人的にその前にしておいたほうがよいことを3つ、お話しします。

①韓国語能力試験(TOPIK)5級以上に合格しておく

まず1つ目は、応募書類作成前までに韓国語能力試験を5級以上合格しておくことです。
5級以上に合格しておけば、奨学金制度採用後ダイレクトに大学院に入学することができますが、合格していない場合、語学堂で韓国語を勉強しなければなりません。人によっては語学堂で韓国語学べるなら、別にいいのではと思われるかもしれません。しかし、その分大学院修了までに時間を要してしまいますし(私は社会人からの挑戦だったので、できるだけすぐに入学したかった…)、また、これはあくまで私の考えですが、より高い級に合格しておけば、試験の段階でよりいいイメージを与えられるのではないかと考えました。(個人の意見です!)
以前お話しした通り、私は大学卒業時点で4級合格の状態でした。準備期間も十分あったので、働きながら社会人のときに5級に合格しました。
ちなみに、韓国語能力試験に似た試験にハングル能力検定がありますが、これは日本の協会が行っているものなので、これから留学を考えている方は、韓国の機関が行っている韓国語能力試験を受けることをおすすめします。

②どの分野を研究(勉強)したいのか決めておく

2つ目はどの分野を研究(勉強)したいのかを決めておくことです。学部生時代の専攻や興味のある分野などから、留学してどの分野を研究するのか決めておくが大切ですが、これだけだと当たり前なことかと思います。ただ、大事なことはその分野が韓国に関連付けられるものかどうかということです。詳しいことは書類作成のお話のときにお伝えしますが、この制度は韓国語を勉強するためのものでなく、韓国において韓国語で、学問を勉強するためのものです。私の場合は、当時旅館に勤めていて、以前から観光や旅行の分野に興味があり、留学から戻ってもその分野で働きたいと考えていたため「観光学」を勉強したいと決めました。

③学校をある程度決めておく

3つ目は、②で決めた分野が勉強できる学校をある程度決めておくことです。応募書類の中に、奨学生になったら入学したい大学を第3候補まで書くことがありました。調べていくとわかるのですが、韓国にはSKY(ソウル大、高麗大、延世大)などの超有名大学の他にも、意外と多くの大学があります。私は観光大学院がある漢陽大学校と慶熙大学校(ともにソウル市)、そして慶州大学校(慶州市)を書きました。最終的にどうして漢陽大学校に決めたのかというと、ソウルにあり、韓国国内でもレベルの高い大学として認識されているからでした。正直、大学のHPを見ても日本人にはその大学がどれくらいのレベルかはダイレクトに伝わらないと思います。私はもともと、首都圏が絶対いいということはなく、むしろ地方に住んで勉強するのも楽しそうだなという考えでした。しかし、大学時代の教授や同じ制度で留学経験がある先輩に聞くと、やはり学問を学ぶうえで入ってくる情報量が違うから、ソウルの方がいい、漢陽大はレベルが高いからそこの方がいいというアドバイスをもらいました。結果的にそこでの人脈やいろいろなところに観光に行く(観光学専攻だったので)際のアクセスなどを考えると、ソウルでよかったと思います。しかし、決してソウルだからいいということではなく、自身の勉強したい分野によっては、地方にある大学の方が先進的なことを行っていたり、住む環境などもよいことがありますので、韓国人の友人や詳しい方がいればアドバイスをもらいながら候補を絞ったらと思います。

これらを事前に準備しておくと、応募書類を作成する際スムーズにいくかと思います。では!




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