【語学】インプットの大切さ①~韓国語~
お疲れ様です。TORUです。
前回、自己紹介をしたのですが、今回は韓国政府奨学金を目指す前の段階、大学時代の韓国語への接し方、体験談についてお話しようと思います。
あくまで個人のやり方ですので、気軽に読んでくださればと思います。
私は、大学に入ってから本格的に韓国語を勉強し始めました。
大学は九州の小規模の学校でした。大学では、英語は必修科目で週に数回授業がありましたが、韓国語は週一回のみでした。
韓国語はもちろんハングルを覚えることから始めましたが、文字自体体系的だったり、発音も日本語と似ているものもあったりするので、比較的理解がしやすかったです。だんだん理解が深まってくると、単語帳や韓日辞典を買って自分でも勉強を進めるのですが、そこからがどっぷりはまってしまいます。
自己紹介でもお話した、好きな韓国の歌手イ・ジョンヒョンさんの歌を聴きながら、知らない単語はすべて拾い、ひたすら覚えていきました。(ほとんど知らない単語でしたが…)
韓国の歌を聴いている方の中にはお気づきの方もいらしゃるかと思いますが、韓国の歌ってほとんど「愛」、「恋愛関係」に関するものばかりなんですよね。なんでだろう…笑 なので、何曲か聞いているとよく出てくる単語があることが分かります。例えば、「미쳤다(おかしくなった)」「기다리다(待つ)」「떠나다(去る)」など。そういったものからどんどん覚えていきました。ノートに書いて、歌の速さに合わせてフレーズを口ずさんだりしていました。
いつの間にか「勉強」から「好き」へ
当時は実家暮らしで、実家から大学まで電車で1時間20分(遠い…)の道のりでしたが、その時間は韓国の音楽を聴きながら、ひたすら単語帳を見ていました。ちょっとでも単語を聞き取れたりすると嬉しくて、いつの間にか勉強ではなく、「好き」、「楽しみ」になりました。寝る前まで単語帳見ていたのを覚えています。私は九州の田舎が地元で、週末はどこかに行くということがあまりなかった(若者が遊びに行けるところがない…)ので、音楽を聴いて、単語、文法を覚えたり、ネットでイ・ジョンヒョンさんのステージを見たりしていました。
歌でなくても、ドラマや映画など自分の好きなことをベースに覚えていくと苦にならないですよね!
しばらくすると、大学の授業では物足りなくなり、大学近くの韓国語教室を見つけて週一回通うことにしました。先生はネイティブの女性の方で、そこでは単語や文法よりも、発音を一番鍛えました。目の前で先生の口の動きを見て、自分の口の使い方も指導してもらいました。ティッシュを使って、濃音の練習とか…しかしながら、その時点ではアウトプットできる機会は全然足りなかったと思います。
初韓国!収穫は…
私が韓国に初めて行ったのは、大学2年生の9月でした。地元の塾でアルバイトをしていた時、同じ場所に女性の先生がいたのですが、話の中で「韓国語勉強しているのに、行ったことないの? それは行くべき!」と言われ、彼女の韓国人の友達(お兄さん)を紹介してくれました。そうしてついに韓国に旅行に行くことになるのですが、約一週間の旅行ではお兄さんの韓国語もゆっくり話してやっとわかるという程度で終わりました。
(しかしながら、本当お姉さん、お兄さんには感謝しかないですね…)
先に話した通り、私は田舎の出身なので、韓国語どころか外国語に触れられる機会もほぼありませんでした。ただひたすら自分でインプットしていくことを中心に続けていたのですが、このやり方でいつかペラペラ話せるようになるのか…という疑問もありました。
今韓国語を勉強されている方の中には、地方、田舎に住んでいて韓国人も近くにいないし、韓国に触れる機会も少ない…という方もいるかと思います。学生時代、私もそうでしたが、今思うとそれはチャンスでした。日常生活で色々な誘惑がない中、集中して韓国語を勉強する(=しっかりとした土台づくり)ことができたからです。
先の私の疑問は、大学3年生のときに払拭されましたが、それについては次回お話ししようと思います。では!
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