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【語学】インプットの大切さ②~韓国語~

お疲れ様です。TORUです。

前回、私が韓国語を勉強するきっかけ、接し方についてお話しました。
(まだ読まれていない方は、ぜひ①から読んでいただけると嬉しいです!)今回は、大学3年~卒業時の私の韓国語についてお話ししたいと思います。

大学から韓国語の勉強を始め、インプット中心に勉強を続け、2年生の時に初めて韓国・ソウルに旅行に行きました。初めての韓国旅行では韓国語の成果は感じられませんでした。
一方、大学では韓国の大学への交換留学制度もあり、授業料、生活費が無償で行けるとのことでしたが、私自身それには応募しませんでした。それは授業料、生活費は無償とは言っても、それ以外の諸々がかかってくるのではないかという経済的な不安と卒業が1年延びてしまうことが理由でした。
ただ、留学とはいかなくても短期語学研修には参加したいと思い、両親にお願いをして少し援助をしてもらい、3年生の夏に一か月の研修に参加しました。

やっと韓国語の光が見えた

私が短期語学研修に行ったところは、釜山広域市の北、蔚山(ウルサン)広域市にある蔚山大学校(トップ写真)というところでした。蔚山は現代自動車のお膝元で、工業で栄えた街です。同時期には日本各地の大学から同じように学生が参加し、韓国語のレベルで別けられた各グループに3名ほど韓国人学生がついてくれました。
私のグループには、お兄さん2人、お姉さん1人がついてくれましたが、なんと!皆日本語を一言も話せませんでした。そうなると必然的に韓国語オンリーの状況になるのですが、研修開始からしばらく経つと、皆の言ってることが自然に理解できるようになりました。また、下手ながらも自分の意思を伝えられるようになりました。その時パーッと光が見えたんです!⚡⚡あ、何と言ってるかわかる!と。しかも自分の言ったことも相手が理解してくれていると。あの時の感覚は忘れられません…そこでようやく自分が今までやってきた勉強法は間違っていなかったとわかりました。詳しく言うと、やはりインプットとしてのベースをしっかり固めた上で現地に行ってよかったと。単語でも文法でも多く知っていればいるほどすんなり聞き取れますし、自分でも使えます。「지겹다(うんざりだ)」をさっと聞き取れたのが嬉しかったのを覚えています笑
研修期間中、お兄さん、お姉さんたちもすごく親切にしてくれ、私にたくさんの単語を教えてくれ、文法にも「こういう時にはこうやって言うんだよ」と正してくれました。今でもたまに連絡をとっている関係です🤗

趣味として韓国語を続けることを決心

短期研修後は一気に韓国語が上達しました。ある程度韓国語を勉強していくと、周りの先輩や同期は次々と留学へ行きましたが、私にとってはハードルが高いものでした。私の中で「留学」というと経済的に余裕がある家庭の人が行くものという考えがありました。(今も昔も少なからずそういうイメージはあると思います…)私の家庭は決してそういう家庭ではなかったですし、家系に留学なんて行った人は誰もいません。ましてや外国語を勉強している人すらもいませんでした。
韓国語熱は高まっていましたが、親から「韓国語は就職しても趣味で続ければいいじゃないか」と言われ、自分でもそうだなと納得しました。ただせっかく韓国語を勉強したので、少しでも生かしたいと思い、大学卒業後は九州のある旅館に就職しました。
ちなみに、大学卒業時点で韓国語能力試験4級に合格しています。

最後に、私が韓国語をまともに話せるようになったのは、勉強を始めて3年目なので、遅いと思う方がいるかもしれません。しかし、その間誰よりもベースをしっかりと固めてきました。おかげで研修後からの上達のスピードが早かったです。

長くなったので、今回はここまでにします。
今回も読んでくださり、ありがとうございました。
읽어주신 모든 분들 께 감사 말씀을 전해드리고 싶습니다. 좋은 하루 되세요.


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