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9月25日午前3時半、今日も独白。

こんばんは。おはようございます。こんにちは。
連日投稿なんて、珍しいことしてみます。

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このご時世、どこにでもよくある悲しい話のような、そんな夜でした。

母と5つ離れた弟とお酒を嗜みながらご飯を食べていた夜のこと。
仕事に行っている親父から母に電話がありました。
内容は「職場でコロナ陽性を家族に持つ同僚がいて、もしかしたら自分も2週間帰れないかもしれない」と。

実際は親父のいる現場のルール的な面が関わってくるのでどうなるのかはわからないですが、その話を聞き親父から一方的に電話を切られた母は「まぁ今日はもう飲んでるし、飲むか」と開き直った様子でした。

それから30分くらいたった後でしょうか。
友人とAPEXをしていると、リビングで目に入ったのは母が駄々をこねる子どものように風呂に行きたがらず、リビングで寝ようとしていたところでした。

何度「お風呂行って」と起こしても一向に起きない。
"この期に及んで赤ちゃん返りしたのか?" と思いつつも、先ほどまで飲みながら最近の母のストレスやらについて聞かされていた面を鑑みると、まぁ誰でも情けない姿になるときもあるよな、と冷静に状況を整理してました。

いろいろな選択肢はあったかと思いますが、弟と協力して宥めながらもお風呂に担いで持っていく強行手段でいくことに。
自分が上半身、弟が足を持ち、風呂場まで担ぎ、母は服も着たまま風呂場で下ろす。

風呂のおいだきを弟が押し、湯船を前にまだまだ愚痴っている母の言葉は
・父のコロナに関する話
・職場での愚痴
・最近起きた事故の話
・祖母との不仲の話
そればかりでした。

風呂場の外で「うんうん」と相槌を打ち、ある程度落ち着いたところで風呂に置いてけぼりにし、勝手に湯船につかるのを待つ。

だが、しばらくすると湯船をバタバタ叩き、ストレスをまき散らすような音をリビングでも聞こえ、弟と目を合わし「さすがにまずいな」ということで長男を電話で急遽呼び出すことに。

風呂上りの母は酔いに加え先ほどまでの消化しきれていないストレスの掃き溜めをぶちまけるかのようなマシンガントーク。
抱えているものが深くドロドロしている分、聞いている側にもやや精神的苦痛を与えるような、そんな内容。

1時間ほど耐え抜いたところで長男が登場。
兄も加わり、話を聞いたところでまろく収まりそうになった2時頃、母は落ち着いて布団へ向かいました。

溜まりすぎている愚痴は底知らず、普段見たことがない母の姿に驚いた私たちでしたが、兄を巻き込んだことは大正解だったと思っています。
兄に後から「そんな自分が居ないときのこと知らないよ」と言われることを避けたかったからです。(当然といえば、当然の反応)

そして今は、少し気疲れした午前3時半。

家庭外からのコロナ接触の疑い、それがまだまだわからない不穏な日々の始まりのような、酒と感情が混じる色の紺色の夜。
きっとこのご時世、どこにでもよくある悲しい話の一部がウチでも起きたのだなんて強がっては見るけど、不安はどんどん大きくなる気もしています。

皆様も、どうかお元気で。

どうぞご自愛ください。

では、また。

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