自分の人生をいきるということ
何かを知ったら、もう知らなかったころの自分には戻れない。こうした体験の積み重ねが、自分を作っていく。だから、その時々に「何を想ったのか」「何を思いついたのか」「何を考えたのか」という“何”という部分を、忘れないようにしないといけないなぁ、と思う。そしてそれらは、自分の人生をかけた宿題のようなものとして、自分の中に残っていくのだと思う。
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一昨年の今ごろ、ある木曜日の夜。僕は寄附の取り扱いにおけるルールについて、調べごとをしていた。独立行政法人や医療法人という性格に合った