2024.06.16.SUN 韓国 ソウル Baby Doll
はじめに
はじめまして。TORTIONALSというバンドでギターを弾いているMIKITYです。
この度、noteデビューしました!継続的に投稿できるかは正直わからないけど、今はここで発信することを必要なことだと思っているので、その気持ちが変わらない間は文章を書ければいいなと思っています。
なぜnoteをはじめたのか
バンドをはじめて10年以上、今も昔もずっと悩んでいることがあります。
ズバリ、「人気がでない」
カッコイイバンドやってるんだけどな〜。
野外フェス出まくりテェ!とかメジャーデビューしたい!とかそういうのはないけれど
テンション上がりまくったお客さん達がステージダイブかましまくるパンパンのACB、SHELTERはみたい。
外タレから「お前ら最高だよ」って言われながらカリフォルニアの夕陽を見ながら乾杯したい。
いやいや「何言ってんだよ」とか「痩せろ!」とか色々な声が聞こえてくるけど、最近は特に「これを言ったらあの人はどう思うかな。」なんて感情が働いてしまって、SNSが下手くそになってしまってるんだな。
あなたの10年前、という機能でたまに過去の自分のつぶやきを見る。無論、恥ずかしいくらいの自己開示をしていて赤面の嵐。いつの日か、思ったことを言うのをやめてカッケー音楽をやってれば人気がでるんだ、と信じてどこかで蓋をしてしまったみたいです。
バンドをやることがシンプルに上手になったし、クオリティも上がった。
けどバンドには必ずついて回る、大きな気持ちの面での発信が下手くそになったと最近思ってます。
そんな理由から、まずは自分の思っていることを素直に発信できる場所を作って、ライブを一本ずつ「今日はこうだった」「ああだった」って振り返ろうと思いました。
できるだけ思ったこと考えたことを素直にアウトプットしたい。
情報がありふれた世の中で、必要な情報を取捨選択しなきゃいけない。本当に知りたかったら自分で調べろ!と自分は言えないタイプなので、気にしてくれてる人があいつ最近こんな感じなのか〜、元気してるな!とわかるnoteにできればいいなと思っています。
ってことで、ここからが本編。よかったら読んでいってね。
バンドとして今年2回目の韓国に行ってきた
今回、TORTIONALSはバンドとして2回目の韓国ツアーへ。ツアーといっても今回はライブが一本だったので、実質ツアーではないか。
前回は、2024年1月、オレ達TORTIONALS GO OUT ASIA TOUR 2023 - 2024で初めての海外として韓国へチャレンジさせてもらいました。
その時に出会ったバンドWHATEVER THAT MEANS、レーベルWDIが主催をする”It’s a fest!”に参加するため、今回は韓国へ行きました。
1月に韓国へ行った時には、3本ライブしたんだけれど、WHATEVER THAT MEANSと一緒にやったのは、2本目のホンデ Club F.Fでした。
その時、WHATEVER THAT MEANSは大阪のTHE SKIPPERSとスプリットCDのツアーを回っていて、そのツアーファイナルとオレ達のツアーを混ぜる形でイベントを制作してくれました。
Club F.F.は日本で言うと新宿LOFTみたいな雰囲気ですごいいいところだった。
この日はオレ達の帯同で韓国にきてくれたUPPERが地獄野獣最強ライブをかましてくれたせいで(最高)、ピリピリしながらメンバーとタバコを吸ったのを覚えてる。
そんな中、ブチかましにいったライブを見て、
打ち上げでWHATEVER THAT MEANSのギターJeffが「TORTIONALSめちゃくちゃいい!かっこいい!好き」と言ってくれた。シンプルに嬉しかった。
このバンド好き?と出てくるバンドがオレ達の好きなバンドばかりでそれが伝わるのが嬉しかった瞬間。(ちなみにこの日の打ち上げで、THE SKIPPERS からもPUNK DRUG NIGHTに誘ってもらった。2秒で即決した)
結局、オレ達とTHE SKIPPERS、WHATEVER THAT MEANSで打ち上げが盛り上がりに盛り上がり、店の酒を全て無くしても飲み足りなかった。(サムギョプサル屋さんごめんなさい)
コンビニでお酒を買って、Jeff、Trash(WHATEVER THAT MEANSのBa.Vo.)の家へ。日本から離れた韓国の地で、初対面の人の家で宅飲み。本当オレ達アホでよかった。
そんな感じでグルーブを高め、今回”It’s a fest!”のオファーをもらいました。
本当は仁川空港の近くのハナゲ海岸というビーチで開催する予定だったが、仁川市と政府から急遽NGが出てしまいライブハウスの開催となった。
Jeffと話しているときに生の「Fucking Government」を聞いた時はテンション上がった。
ロケーション最高のビーチでできないのは残念だけど、せっかくいただいたオファー。会場が変更になっても出演しますとオレ達は意思表示をした。
韓国1日目
TORTIONALSの出演は2日目の16日、イベントは前夜祭を含め14日から行われていたので、韓国観光も兼ねて15日に現地入りをした。
今回は追加荷物をせず、最低限の範囲で機材を持っていった。
いつものシステムと同じような音を出す工夫をして軽量化に成功。海外に行くことになって今まで完全アナログ派だった自分が、アンプシミュレータ、足元におけるプリアンプに触れた。加藤が持ってるLINE6のHX STOMPはマジですごい。
最近はいろんな人がリターン挿して使っているけれどマジで音いい。エグい、普通に欲しい。
なんとなく慣れてしまって大きな感動はなくなってしまったけど、余裕を持って手続きしていざ出発!
3時間ほどで到着。近いよね。
仁川空港に到着し、お腹ペコペコだったので早速ご飯。
牛肉満腹セットみたいなやつ。
味は薄くて単調で別に普通だった。
スープは辛かったので韓国感はあった。
そして、会場までは地下鉄で移動!
海外の電車とかバスに乗ってみたくてとても楽しみにしていた。
韓国には切符の文化がなくて、現金で購入しても目的地まで乗れるSuicaみたいなのが発行される。
乗り終わった後はICカードを返却すると50円くらい帰ってくるシステム。(記念に持って帰ってきた
駅は死ぬほど綺麗でなんのストレスも感じなかった。
電車の椅子は鳥貴族かと思うほど固かった。見た目はいいクッションついてる感じなんだけどね。
海外あるあるで見た目はとてもいいのに使ってみるとそうでもない、ハリボテ感はよくある。日本って本当にモノのクオリティ高いと思う!すごい!
1時間ほど乗車して弘大入口駅へ到着。
宿にチェックインして会場へGO!
宿の隣にサモエドカフェがあってめちゃくちゃテンション上がった。死ぬほど臭かったけど。スタッフが食糞してるサモエドをぶっ叩いていて文化が違うってこういうことなんだなぁ、と感心した。サモエドかわいい。
そしてやっと会場入り!
前回の韓国ツアーで来た時にできた知り合いがたくさんいて、歓迎してくれた。
前回来たのが真冬の1月、もう半年経つの早いねなんてみんなでタバコ吸いながら語った。
イベントの雰囲気も最高でライブハウスの壁にはビーチを模したバックドロップがかかっていて、オレ達のビーチのステージはここにあったんだと嬉しくなった。
主催のWHATEVER THAT MEANS、めちゃくちゃいいライブしてた。前回対バンした時は事情があってスリーピースで、今回パーフェクト体制のライブを見れた。
国や世代、言葉を超えても共通の好きがある音楽って最高だよね。
この曲マジでイケてる超好き
前回食べたタッカンマリが美味すぎて引いた
イベントの雰囲気、友達への挨拶も終え少し落ち着いたので前回めちゃくちゃ美味しかったタッカンマリ屋にTHE SKIPPERSと行くことに。
8人でいったのに嫌な顔せず、案内してくれた。
この店が韓国で食べたご飯の中で圧倒的No. 1!
わざわざこの店に行くために韓国いくレベルで美味い、好き。
多分文章では伝わらないので、ぜひ行ってみてください。
がっつきすぎて料理の写真はありません。食べ終わったあとの鶏の骨ならある。
会場に戻って、
シンガポールのIMAN’S LEAGUE、THE SKIPPERSがライブをして1日目は終了。
ライブの内容は言わずもがな、伝説的な刺激的なライブをしていてオレ達も早くやりたいと気合が入った。
思い出すとジェラシーなのでほどほどで。
つくづくいい友達や仲間に恵まれているなー!
打ち上げは近くのビールバーで3時くらいまでやった。
韓国の若いバンドとも友達になれたし、もちろん日本勢でも盛り上がった!
またまた新しい企みをしてるので、色々形にして発信していきたいな。
オレ達は打ち上げでライブが決まることが多くて。
「今日カッコよかったよ!またやりたいな〜、いつやる?」みたいな感じで。
昔から人と話すのが好きで打ち上げには欠かさず出てるし、メンバー全員がそういうスタンスなのは今思うと幸せなことだなと改めて思った。
最近、「打ち上げ流行ってないらしいよ」と静岡UMBERに行った時に店長の吉光さんに言われたけど、オレ達にとっては大切な時間なので、老害と言われても打ち上げはしたい。
そんな感じで幸福感いっぱいの中、宿泊しているゲストハウスへ帰ってきた。
うん、ゲストハウスの場所がクラブ街ど真ん中で部屋まで重低音が響いてた、マジでうるさい。音止めてくれ!!!!!!!!!!!!!
2日目TORTIONALS出番
ゲストハウスをチェックアウトして、会場付近へ。
イベントスタートまで時間があったので、メンバー+ぶんたさん(プロモーター、オレ達もいつも助けてくれる)でサムギョプサルを食べに行った!
ゆーすけがだいぶサムギョプサル先生かの如く焼くのがうまくてマジで美味しかった。マポサムギョプサルというサンチュで挟まないタイプ!知らないで入ったけど、サンチュで挟みたかった
写真なかった。
この日は韓国の大親友、Smoking Gooseのメンバー、ドンキルとサムちゃんが遊びに来てくれてとても嬉しかった!
TORTIONALSのTシャツを着た友達が来たり、前日知り合ったバンドマンもたくさんいて、気づいたら友達ばかり!
韓国2回目にして30人くらい知り合いできたんじゃないか?って感じ。
おかげさまでライブは超盛り上がった。
ライブ中に見てくれている一人一人とのストーリーが脳裏に浮かんで海外でライブをしていることともに不思議な感覚になった。
写真は韓国のナイスカメラマン、ゴードン。
シャイな彼とも少しずつ仲良くなれか気がしてオレめっちゃ嬉しい。ゴードンしかこの写真は撮れないのよね。
今振り返っても最高の1日だと断言できる日でした。
またすぐ来たいと思ったし、日本の仲間も連れていきたいと思った。
日本と比べてシーンが狭い分、毎回再会ができるし、友達伝いで新しいバンドにも出会える。いいね!
みんな日本の文化にとても詳しくて、オレの韓国知識不足が恥ずかしいくらいでした。もっと外に目を向けないとダメだなぁ。
ライブ後は、Smoking Goose ドンキル、IDIOTS ジュナちゃん、ロトとユッケ、牛刺身を食べに行った
やっぱり友達と食べるご飯が一番美味しい。
TORTIONALSをはじめて2年半、オレ達間違ってなかったな、としみじみ感じる飯でした。
満足せず高み目指します、マジプルスウルトラ
その後はライブハウスに戻ってまた打ち上げ。
若手が肩でショット飲んでたり、韓国でも友情イッキがあったり、青唐辛子食わされて加藤が死にそうになってたり、辛いモノ強いってイキってるドンキルが実は我慢してたのが判明したり、
ライブハウスの中でキックフリップメイクしてたりラストスパートな2時間くらいだった。
おかげさまでまた海外でのライブ決まりそうです!
そして、帰りのタクシーで寝落ちし、タクマは携帯を無くしたのでした。
note書いてみて
ちょっと待ってくれ。今の時点で5200文字だ。
書きすぎたよ。
なんだかんだ振り返るのに1週間かかっちゃったよ。それだけ楽しかったってことなんだけどこれ読む人おるんか?笑
ここまでのボリュームには毎回ならないと思うけど、ライブの日のストーリーや、裏話、オレ達の楽しいを共有できたら嬉しい!
それでこういう曲ができたのか〜とか、あのバンドの友達が楽しそうにライブみてる!
とか正直関係ないことかもしれないけれど、オレ達には全部大切にしたいことなので広い視野でみるともっとTORTIONALSを楽しめるかも。
そう提案できるようにオレも一生懸命自己開示していくのでぜひ、よろしくね。
そして今日もライブです!
新宿ACBにてSTRIKE AGAINのツアーファイナル。
ストアゲとも実は長いんだよね〜、またライブの振り返りnote書きます。
ギリだけどこれ読んだ人は見にきて!
6/22(土)新宿ACB
GOLD EXPERIENCE VOL.15
1st Full Album STRIKE AGAIN Release Tour -REVENGE-Final
STRIKE AGAIN
ember
ONE'S TRUTH
TORTIONALS
TNX
All Good Soldiers
THE SALIVANS
RONDONRATS
🎫¥2500
OP16:00
オレ達は17:10!2番目!かます!
それではまた!