Yo Harding

Voice Artist。 Windian。 パリから帰国して猫2匹と風の谷に住みはじ…

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Voice Artist。 Windian。 パリから帰国して猫2匹と風の谷に住みはじめました。 ■http://www.yoharding.com

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赤ちゃんとお母さんを繋ぐ「声」

十月十日、毎日羊水のなかに響いてくる声。 生物として最初に聴く音って「心臓の音」と」「お母さんの声」じゃないだろうか。 わたしの母はもう亡くなっていて、今のように録音技術も当たり前ではなかった時代だから文字は残っていても、声は残っていない。 だから確かめようがないのだけれど、きっとすこし低めの落ち着いた声をしていたんじゃないかと思う。 背丈150cmもない体格からは高い声が出そうなのに、そう思うのはわたしが女性のそういう声が理由もなく昔から好きだから。 一般的な低めの声が落ち着きがあって云々、というのとは違って、カフェでそんな声が聞こえてこようものなら、目の前のひとの声が全く聞こえなくなるくらい、わたしの耳はその声しか拾わなくなる。 そしてその声を聴いていると、羊水のなかにいた時のことを思い出す(ような気になる)。 街中で懐かしい香水を嗅ぐと一瞬にして当時の景色が目の前にひろがる、あれに似ている。 細胞分裂を繰り返している間もずーっと聞きながら身体ができあがっていくのだから、もう細胞レベルでそこかしこに声が染み込んでいるはず。 だから、母親のところでは安心しているのに、父親に抱かれるとグズるというのは致し方ないのかもしれない。 好きな音楽を聴くと心が落ち着くように、細胞時代から聴いている母の声は安心そのものだから。 そう考えると、この子守唄。 「母の声」がなかったらできていなかったかもしれない。 まだ子をもたないわたしが子守唄なんて、発想にびっくりしたのを覚えてる。 声の質感もそれまでとは違っていて自分でも驚いた。 お月さんからスルスルとおりてきたと思ってたこの曲は、もしかしたら昔、母が歌ってくれてたのをお空から届けてくれたのかもしれないなぁ。

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      はじめの一歩。

      はじめまして。Yo Harding(ヨー•ハーディング)と申します。 ちっちゃな頃から故郷をもたず、日本や海外を住み渡ってるあいだに歌をうたいはじめました。 今はパリのちょっと郊外で「もずく」と「おこげ」という二匹の猫たちと暮らしています。 むかしから「声」や「響き」のあるものにどうしようもなく惹かれてしまい研究の日々。 そこへ宇宙や自然好きも極まって、 「いつしかプラネタリウムの音楽とナレーションをつくりたい。  なんだったらプラネタリウムごとつくってしまいたい!」 と夢見はじめました。 なので新月のちからをかりて、ここから第一歩。 その夢に向かって歩きはじめます。 ここでは、その道中生まれる作品や研究中のものなど織り交ぜながら、 ボイスアーティストの活動や作品、宇宙やプラネタリユムのことなど書き綴っていこうと思ってます。 どうぞよしなに。 Yo Harding 声にまつわるおもしろい企画や、お仕事のご依頼はこちらまで→ sound.of.windian@gmail.com 「hi to tsu」 voice, music, film by Yo Harding

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