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小説講座へとGo(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

最近リアルが充実しすぎていて去年の今よりも断然忙しい日々を送っている。なんかこの前初めて書いたノートが意外といろんな人の目に触れてふつーに恥死した。そんな見られると思ってなかった。推敲もしていないし、きもいことしか書いてないので、できれば見ないでほしい。そしてフォローもしないでほしい。だったらなんでnoteやってんだと言う話になるが。ツイートよりは実があって、散文や韻文にまでは昇華しきれない、そういう感じのやつを消化するためにやってる。あとは何かしら文章を書いていないと鈍ってしまうから。今も来年の部誌作成に向けて作品を書いているので、今回のnoteは腕ならしで気軽に書いてる。だから文体もその時の気分に左右されるし、いろんなところに話がとんで読みにくいし、なんたってきもい。前のnoteを少し読んで吐き気を催した。


この前最強の男が紹介してくださった本を借りたが、少し読んで、つい忙しくてそのままになっていた。しかも図書館の返却期限を過ぎていた。おーまいがっ。そして私は、最近、いや高校生になったあたりから、小説をちゃんと読めなくなってしまった。まあ、これは後々書きましょう。



今日は塾の共テ模試をばっくれてカフェと図書館に行った。今回の模試にはお金はかかっていないし、数多の模試の結果から、今のまま進めれば第一志望にはうかるだろうというたいした根拠のない自信からこの行動に至る。そして塾の先生や高校生がとても苦手なのだ。実を言うと、大学を目指すことが決まったのは昨日で、その前までは大学に行くか就職するかで迷っていた。さらに言うとその迷いは半年前からで、夏より前は結構ちゃんと決めた志望校があって、その東京の大学に行くためにまあまあカリカリ勉強していた。なんでこうなったかはいつか、いやこの中で書くかも知れない。気分次第。

そのカフェは去年の夏頃に田舎の小さなビルの一階にできたのだが、今日で営業を終了する。駅からも近く、雰囲気もスタバみたいなおしゃれな雰囲気で、高校生をはじめとする若者に人気であった。(田舎なので若い人よりも老人たちの姿が目立つ)良い具合にコンセントとUSBの差し込むやつがあって、パソコンを持ち込んで作業をするのにはもってこいだったので私も偶に利用していた。別に最終営業日だからと言ってそこまで混んでいるようには見えなかった。コーヒーとアラビアータを頼んで1250円。普通においしい料理と作業するのにちょうど良い環境を提供してくれることを考えれば良心的な値段設定だと思う。それで赤字だったのかな。
ふと気づいた。ここにあった店、前もすぐ潰れたんだ。高校生になる前は一人で市の中心の駅周辺に来ることはなかったし、それ以前に私の脆弱な記憶力ではそんなこと憶えていることもできないので確かではないが。現在、駅前には街興しと称して大きなホテルと商業ビルの建設が進んでいる。駅前の古い町並みは早々に取っ払われ、日々大規模な工事が行われている。私が東京の大学に行ってしまって、この町が、私が全く分からないくらい変わってしまったらどうしよう。私の心の拠り所がまた減ってしまう。そんなことも少し思ったが、だからと言ってどうすることもできないし、別にそこまで思い入れもなかったので問題は無かった。なんてニヒルなことを言うようになってしまった私は悲しい。この凶暴だがすこし温度のあるクソ田舎が私の拠点であることに変わりはない。その凶器性と抱擁感はきっと失われることはない。安心したまえ。誰かがそんなこと言った気がした。私の後ろの席では老人と七三分けの男が新しい物件について話していたが、全く話がかみ合っていないようだった。

学生らしく昼過ぎまでずっと居座って、やっと一区切りまで書いたところですぐ近くの図書館へ移動した。本を返さなければいけなかった。でもその本を読みたいことには読みたかったので、今週の課題を犠牲にして、懸命に赤本をめくる受験生様方や司書さんに見られないよう背をかがめてスマホゲームぽちぽちしている輩たちを背に栞の挟んであるページを開いた。普通だったら、読まない。期限が切れているのにずっとその本を所持していると自分の少なからず存在する良心が悲鳴をあげまくるし、図書館は今の時期はできるだけ受験生のために席をあけようと思っているからだ。(田舎なので学生が勉強できる場所が少なく、テスト期間や受験期はいつも勉強難民が現れる)それなのにこの本を読んだ理由は二つ。一つは、最強の男に勧められたから。彼は私にとって間違ったことは決して言わないだろう。と思う。なんか、すごく申し訳ない気分。もう一つは、今度指南を受ける芥川賞作家の著作だから。再来週の土日に小説講座という仰々しい名前のうちの市主催のイベントが開かれる。クリスマスの二日間である。なんでこんな田舎にそんなすんごい人を呼べるかと言えば、まあ理由は一つしかない。彼女が市内の高校出身だから。そういったご縁があってうちの市の文学大使なるものに任命されてくださっている。これまでその人の作品を読んだことがなかったわけではないが、その事実を知ってから読むのはまた違うだろうということである。

その小説は、おそらく彼女の高校生時代がもとになっている。その高校は当時は女子校で、地域トップの女子たちが集う場所だった。現在はその高校と近くにある男子校がどちらも共学になり、地域では単純に、元男子校のI高校が1番手、元女子校のS高校が2番手の進学校(言っても進学校ではないと思う)となっているので、女子校時代のS高校に通っていた女性たちは「ああ、S高校出身なんですね」と今のS高校の名前で自分の卒業校を指されるのを極度に嫌う。(私の母親も御多分に漏れずである)S高校の周りの風景やうちの市の匂いなどがその実景のまま脳内で最適解として再生されるのでとても新鮮だった。私は現在I高校の文学部に所属しているのだが、作中で男子校時代のI高校文学部の部誌や部員たちが中々痛烈に批判されていてなんとも言えない気持ちになってしまったのはまたちょっと置いておこう。

今感想を書くことができないわけではない。ないんだろうけど、これは言い訳になってしまうのかもしれないけれど、私は直接最強の男や仲間に伝えたい。言語化し得ない部分も無くはなくて、(それを言語化するのが物書きの仕事ではあるんだろうけど)それが小説の感想なら尚更、曲解に繋がるのが嫌だ。そうでなくても変な方向に思考が発展するのに(自分がそう思っているだけで整理してみればもっと単純なのかも知れないなとは最近思っている)そしてここで作品名を出すとおそらく身バレに繋がるだろう。(バレてもなんら問題はないので調べたい輩は調べればすぐに分かるだろう)

私は小説が読めなくなっていた。評論とか、新書などは読めていたのだが、どうしても小説は読み進めているうちに気持ちが悪くなった。きっと著者の意図は理解できていない、本当に面白いところをスルーしている。よんではいるけど読んではいないのだ。私の読書はいつの間にか楽しむものではなくなっていた。書き物を勉強するための教科書、現代文の題材としての小説でしかなくなっていたのかもしれない。
だが今回、久々に読書を楽しむことができた気がした。主人公がほぼほぼ私と一致していたからかもしれない。いや、違いもたくさんあった。羨ましい部分がたくさんあった。私には彼女のような強さはない。強さがないから、良質な弱さがない。私もそんな孤独と排他性が欲しかった。
今の私は、学校では悪い意味で自分を殺す。内輪ノリに乗っかって、高校生らしさを毎日演じる。本当はそれな、とか繰り返したかないし、大きな声で笑ったり、知らないゲームについて語りあったりすることもクソほどつまらない。でも居心地のいい場所だから、本当に優しい人たちだから、自分もその一員で居たいと思うしそこから排除されたくない。退廃的とか一言で済まさないでほしいけど、そんなことも言えない。私は強くなりたかった。

今日も今日とて男に間違えられた。つい一昨日髪を切り、より男っぽくなった。(できるだけおかねを節約したくて髪を切りたくないので、めっちゃ短く切って伸ばしてを繰り返している。だがロングにすると髪の毛を乾かす)母親はそれを嫌うが、楽なのだから仕方が無い。別に男になりたいわけではないけど女の子ではいたくない。私は自分の性別に自覚的ではなかった。好きな女の子がいた時期もあった。私は、男とか女とかであるまえにとろろっだと信じてやまなかったけれどどうにもそうはいかないらしい。

大学に行きたくなくなった理由が分かった気がした。私はちゃんとした理由があって東京のT大学を目指していて、夏にモチベをガン上げしようと思い意気揚々とキャンパスに訪れた。だがなんとも言えない空気?なのか雰囲気?なのか、取りあえずそういう言語化しがたいものにやられてすっかり大学に行きたい気持ちが失せてしまった。これは、いや、これも直接話せる人に話そう。まあそういうわけなのだが、その正体が垣間見えた気がした。

今ここに書けることと言えばこれぐらいだろう。実は読んでいてふと涙が出てきて、次の瞬間にはわんわんと図書館の一人席で泣いていた。周りの人からしたらなんだこの狂人は、となるだろうが、私には何か得体の知れないものが込み上げてきてそれどころではなかった。

これを書いている今現在は読んでから四時間ぐらい経っているのでどの感傷も解像度が低いがもう一度読んでちゃんと人に話すので問題は無い。

これを書いている間にも〆切がなかなかにやばいことになっているので、小説を進めようと思う。今書いているのは二つあって、一つはうちの文学部を題材にした話である。まあ、楽しみに、どうぞ。知らんけど。何か熱出てきたし今日の露悪はここで終わりにするぜ。
 
死にてヱ

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