2022年巨人指名予想


昨季3位の巨人が今季は4位と5年ぶりのBクラスとなった。4位となった理由と今後への課題を考えながら2022年ドラフト指名予想をしていく。

チーム順位 4位
打率 6位 .242
得点 3位 548
本塁打2位 163
防御率6位 3.69
失点 6位 589
四球数6位 414
失策 5位 82

20本塁打以上が5人と破壊力満点の打撃だったが、チーム打率がリーグ最下位と低く、大味の試合が多かった2022年の巨人。
5年連続30本塁打の岡本は長引く不調により、終盤4番を外され、調子を上げていた中田が担った。
坂本が3度の離脱により、岡本に過度な負担がかかり、力みに繋がった。チームキャプテンの存在の大きさを感じた一年となった。

坂本の離脱中に中山、増田陸といった若手野手が結果を出したことは来季以降期待を持てる。

丸は全試合出場し、チームを支えた。
吉川は初めて規定打席到達し、巨人のセカンドでは04年の仁志以来130試合に到達と飛躍の一年となった。

ウォーカー、ポランコの両外国人は打撃でチームに貢献したが、守備では課題が多い。

昨季は12球団最少だった失策数が倍増し、リーグ5位となったのは失点数の増加とBクラスという結果に響いた。

そして、投手陣の防御率、四球数ともにリーグワーストを記録した。

初勝利投手が8人と史上最多人数だったが、逆に言えば、安定して活躍を期待していた、昨年11勝を挙げた髙橋が誤算(1勝5敗防御率5.40)やエース菅野の低調(10勝7敗防御率3.12)があった。
また、新助っ人アンドリース、シューメーカーも期待はずれに終わった。

22歳の戸郷が初の二桁勝利となる12勝と初タイトルの奪三振王をゲットし、エースとして躍進を遂げた。
ドラ1ルーキーの大勢が37セーブと大活躍。巨人のデラロサ、ビエイラ、中川の不在を救った。
近年のドラ1鍬原(27歳)、平内(24歳)もリリーフとして出場し、防御率は低いが経験を積んだ。
4年目直江(22歳)、3年目堀田と井上(21歳)、2年目山﨑(24歳)、ルーキー赤星(23歳)は来年以降に期待。

昨年同様、先発陣は戸郷と下り目の菅野がいるか、シーズンを通して安定して投げれる投手がいないことや、早々にノックアウトされ、救援陣に負担がかかり、勝ってる試合も救援陣が粘れず負けが多い。

結果的に防御率は高く、失策も多く、本塁打は多いが打率は低いことで、Bクラスとなった。

課題点としては
現有戦力を突き上げられ、世代交代を迫ることができる若手野手不足が挙げられるので、野手ドラフトになると予想。
特に外野の右打者の層が足りていない。

また、若手投手陣に更なる刺激を与えるべく、即戦力投手も狙いたい。

指名予想は次の通り
大塚球団副代表は9月28日にドラフト1位は高松商の浅野外野手を指名するような発言をした。
スーパースターになりうる存在なので、良い選択となる。

外れた場合は長打力のあるスラッガーが有力。森下(中央大)、澤井(中京大)、西村(京都外大西)、松尾(大阪桐蔭)、内藤(日本航空石川)が候補。
森下、松尾、内藤は一本釣りを狙う球団もいるので、難しいかもしれないので、京都の王と呼ばれる西村が最有力。

ドラフト2位では即戦力投手か打力のある野手を狙いたい。
投手で候補と挙がるのが河野(大阪ガス)、吉野(トヨタ)、小孫(鷲宮製作所)、青山(亜細亜大)、菊地(専修大)、才木(大経大)、伊原(大商大)だ。
打力のある野手としては萩尾(慶応大)、吉田(桐蔭横浜大)、友杉(天理大)か。

ドラフト3位では将来性豊かな投手を選びたい。
山田(近江)、森下(京都国際)、安西(常葉菊川)、川原(大阪桐蔭)、森山(阿南光)、日髙(富島)が取れれば更に若手投手陣は面白くなる。

ドラフト4位では浅野や西村の競争相手となる高卒野手を取りたい。
海老根(大阪桐蔭)、田中(呉港)、三塚(桐生第一)、内田(利根商)、伊藤(東北)、勝又(富士宮東)らが候補。

その他にも育成で10名程度獲得する予定。
競争を促せる素材を多く集めるだろう。

ドラフトでの理想
1位浅野
2位河野
3位山田
4位海老根

以上

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