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200412 ウクレレほしい

3時半まで高校の友人たちとZoom飲みをしていたのに、目が覚めたのは7時半だった。二階の窓には薄いレースカーテンしかついていない。朝日に起こされるが、寝返りをうってそのまま9時までうつらうつらする。いろいろあって親の家で暮らし始めてから、もうすぐ2週間になる。

Zoom飲みは解散のタイミングが難しい。閉店もないし終電もないから、ついダラダラとしてしまう。織田信長とかだったら、名残惜しくてもキリのよいところで切断できるんだろうな。見習いたいものですね…。

手早く朝ご飯を済ませ、10時からZoomでミーティング。研究室同期とやっている、ちょっとしたロゴデザインについて。一時期止まっていたのだけど再開することになった。ちゃんとできなかったな、という後悔があったので嬉しい。今度は少しくらい気張りたい。パソコン触ったついでに、後回しにしていた履修登録も済ます。これに関してはこの二週間の現実逃避から考えると相当の進歩です。次は授業?でしたっけ?それをちゃんと受けてみたいですね。

どうぶつの森を起動。釣り大会でした。3時間くらい魚を釣ったが、そのうちの半分は潮干狩りをしていたのは言うまでもない。

群像を読む。巻頭、津村記久子の短編がよかった。主人公がさらされている状況には身に覚えがある。有象無象の情報に晒され、迫られ、すり減らされ、少しの決断も避けたくなるくらいに疲れていく。そこから少しずつ溶けていく様子は、希望があってよかった。リアリティに欠く描写(具体的には、主人公が癒やされていくキッカケとなるTV番組)が多いのだけど、現代日本とかインターネットのしんどさが前提としてあるので、ちゃんと近い距離感で読むことができる。寓話的でよい。この短編が誌面の一番最初に載る意味。

ここしばらく精神的に疲れが蓄積しており、実際かなりグッタリしているのだけど、なんだか少しずつやっていけるようになる気がした。後回しにし続けていた諸々に手を出していけるかもしれない。外出自粛期間の割にはいい傾向だ。ふさぎ込みすぎないように、いつでも楽しい気分になれるように、手元になんらかの楽器がほしくなってきた。おわり。

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