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パルプ・フィクション

プロローグ

とあるレストランで不良カップルのパンプキンとハニー・バニーは強盗について話している。話の流れは「レジスターの金を取るより、客の財布を集めたほうが実入りが良い」という話に。そして今まさにこのレストランで強盗を!となり二人は拳銃を取り出す。店員と客を銃で脅し、強盗開始。

Vincent Vega & Marcellus Wallace's Wife

ギャングのボスであるマーセルスからの命を受け、ヴィンセントとジュールスは青年団の奪ったアタッシュケースを取り返しに行く。無事アタッシュケースを回収し、マーセルの元に行くがそのときヴィンセントはマーセルス妻であるミアの世話を一晩頼まれる。マーセルスは妻の足のマッサージをしたというだけで世話人を殺している、という噂をヴィンセントは聞いており、恐れながらも一晩の世話を承諾。

50年代の世界観を模したテーマパークのようなレストランでミアとヴィンセントは食事をする。ヴィンセントはレストランのコンセプトを胡散臭く思っていたが提供された飲み物は悪くはない。その後二人はレストラン主催のダンスコンテストで優勝しトロフィーをミアの自宅に持ち帰る。

ミアのヴィンセントはボスへの報復が恐ろしいが、ミアとこのまま別れることを決断できずにいる。「おやすみ、楽しかった」と別れようとようやく決心しリビングに戻るとミアは薬物の過剰摂取で倒れていた。

応急処置を受けさせるべく、ミアを乗せ、ヤク売りの元へ車をとばすヴィンセント。到着後ヴィンセントはミアの心臓にアドレナリンを打ち込み、ミアは一命を取り留める。

ヴィンセントはミアに「今晩のことは内緒に」と頼む。ミアも承諾し、今夜の出来事は互いに秘密にすることとなる。

The Gold Watch

ピークを過ぎたボクサー、ブッチはマーセルスに八百長を持ちかけられ、承諾するも、試合で対戦相手を殺す。ブッチは試合後すぐさま逃走。

跳ね上がっていたオッズを元に大金を手に入れることになったブッチは恋人ファビアンのもとに転がり込む。

翌日、ファビアンがブッチの父親の形見である腕時計を荷物に入れ忘れたことに気づく。ブッチは激怒しつつ、アパートに取りに戻る。時計は案の定、ベッドサイドに忘れられていた。時計を取り戻し、台所で一服していると、サイレンサーを付けた銃が置かれている。そしてトイレから水が流れる音がし、中からヴィンセントが出てくる。ブッチはヴィンセントをマーセルスの差し金と思い銃で撃ち殺す。

車でアパートに戻る途中、横断歩道を渡るマーセルスと鉢合わせる。ブッチは慌てて轢いてしまう。意識が戻ったマーセルスが銃をぶっ放しながら追いかけてくるので、ブッチは近くの店(なんの店?)に逃げ込む。マーセルスも追いつき、二人でどつきあいをするが、店主が二人を縄で縛る。

店に保安官の格好をした男、ゼッドが店に駆けつけ、マーセルスだけ別の部屋に運ばれる。なんとか縄をほどいたブッチは店のカウンターから日本刀を持ち出し、マーセルスが運ばれた部屋に入る。そこでマーセルスは強姦されていた。店主を日本刀で斬りつけ、マーセルスを解放したブッチは恩を売ることができた。条件付きでマーセルスから今回の件のチャラを取り付けることに成功。

ゼッドが乗ってきたバイクに乗り、ブッチはファビアンを迎えに行く。

The Bonnie Situation

ヴィンセントとジュールスは青年団の奪ったアタッシュケースを取り返しに行く。無事回収するも帰り道、ヴィンセントは誤射して車内で青年団の生き残りを殺してしまう。後部座席に血と脳みそが飛び散る。

このままでは道路を走れない。ジュールスは知人のジミーを頼りにしそこに向かう。ガレージに死体を押し付けられたジミーはブチ切れる。ジュールスはマーセルスに電話し、掃除屋ウルフを派遣してもらうことに。

ウルフはテキパキと指示を出し、車は道路を走れる程度には片付く。ヴィンセントとジュールスも血まみれのスーツからTシャツハーパンに着替える。死体と車はウルフが懇意にしている処理場へ。ヴィンセントとジュールスは朝食を取りにレストランへ。

エピローグ

レストランで朝食を取るヴィンセントとジュールス。そこでパンプキンとハニー・バニーが強盗を始める。

レジスターの金を取り、客の財布を集めるパンプキン。ジュールスの財布を取りに来たところで銃を奪われ、逆に制圧されてしまう。

静寂に包まれる店内。ヴィンセントは「エゼキエル書25章17節」を引用しつつ、パンプキンとハニー・バニーにここまでで集めた金を持って店を出るように言う。二人は店を出る。

ヴィンセントとヴィンセントも店から引き揚げる。二人とも店を出る際、ハーフパンツの中に拳銃をしまい込む。終わり




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