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『デジタルクローン』と障害者とベーシックインカム(アイデア)

先日、TV朝日「発進!ミライクリエイター AIはココまで来てるぞスペシャル」でAIについて放送があった。

以前、『デジタルクローン』について記事にして投稿したが、それが更に進み『パーソナルクローン』(パーソナルAIによるデジタルクローン)が出てきた。

自身の動画と自分がメールとSNSなどに投稿したものをAIに学習させるところはそのままだが、以前には無かった事がある。


開発元の株式会社オルツでは、社員一人ひとつパーソナルクローンを持ち、本人が日々学習させながら本人に近づけるよう発言などをチェック&修正して活用。
更にクローンにも給料が支払われている(世界初!)。これは画期的なこと。

と、ここまでは良いのだが、気になるのは『パーソナル』という文字。
意味は『個人用』。とはいえ、それよりは『ビジネス用の』を頭に付けた方がしっくりする印象。何故なら、仕事に対しては仕事用に考えて行動しているからだ。仕事以外の遊びにまでクローンが出てくるだろうか?

ここでアイデア
AIに学習させるのも、意図的にやればデキるクローンになれるかもしれない。そのキャラに成り切ってやればいいからだ。
動画も一番身嗜みを整えた姿の一本だけを投稿し、後は音声だけとか。音声もボイストレーニングで鍛えて、良い音響機器のある専用ルームで収録したり。


話を戻しますが、

一番の問題は『障害者がデジタルクローンになる時、障害も反映させるべきか?』。

これは難しい問題であり、議論すべきだと思う。

自分のアイデアとしては『パーソナルクローン』とは別に、一定の最低限スキルを持つ『デジタルサポーター』をつけて代わりに働かせるという方法はどうか?

更に『パーソナルクローン』と『デジタルサポーター』を現金支給型ではないベーシックインカムとして全国民に支給し、デジタルワークに就かせて一定の給料を安定して得られるようにする。


このアイデアならば、番組内で発言された株式会社オルツの米倉社長のミライプラン『2030年までに全人類が一人一体のパーソナルクローン』の実現に近づけるものではないだろうか。

また、番組内では上記の実現可能性についても話されており、予想数値は各自バラバラだった。

自分の予想は五分五分で、最初に実現した国次第によるため。まずは自国の主要都市から始め、基盤を整えるのに力を注ぐはず。その後に他国へ技術販売するので、その分の時間はかかるだろう。

しかし、それも日本も含め各国が研究している核融合発電装置が完成して高電力を安定して支給できるようになれば実現スピードが早まるはず。

最後に気になるワードがあった。それは誰かが「神様のようなAIをつくる」ことになると。これは恐ろしい。最初につくった人の思想によっては、優生思想が反映されてしまうかもしれないからだ。だから、そうならないようにして欲しいなと切に思っています。

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