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【コラム】保育園の人気行事七夕祭り

保育園栄養士のとろみです。

来週は七夕です。
保育園では、七夕祭りは子どもたちに大人気のイベントです。
子どもたちは折り紙で短冊のようなものを飾ったり、先生は織姫さま、彦星さまを紙で作ったり行事を盛り上げます。
そこで今回は、七夕の話をご紹介します!
ご家族で過ごすきっかけになれば幸いです。


七夕とは

織姫(おりひめ)さまと彦星(ひこぼし)さまが天の川を渡り、1年に1度だけ会える7月7日の夜のこと。短冊に願い事を書き、笹竹に飾り付けます。

七夕は、昔、中国から日本に伝わった星祭りです。ひこ星と、織りひめという男女の星が、天の川をはさんで向かい合っていて、この2つの星が、1年に1度、7月7日にだけ会えるという言い伝えから、祭りが始まりました。

出典:21世紀こども百科(小学館)


なぜ願い事を書くのか

日本には、奈良時代に宮中儀式として伝わり、織姫が機(はた)織りの上手な働き者だった…という内容から、手芸や裁縫の上達を願う風習につながりました。星に願い事をする原型はここから始まっています。
江戸時代になると、寺子屋などでは紙の短冊に願い事を書き、読み書きの上達を願ったようです。

短冊を笹に飾る理由

笹には神様が宿ると考えられており、願いを込めた飾りを飾って天に捧げるという意味があります。
抗菌作用もあるのでお供えものをするときの食べ物が腐りやすい夏は防腐剤代わりとして使用されました。

昔は高ければ高いほど星に願いが届くと考えられ、屋根の上まで高くかかげていたようです。


七夕の歌にある「五色の短冊〜」これには意味があります

今年は短冊の色も意識して、願いごとを書いてみるのはいかがでしょうか。

青(緑)の短冊
成長に関する願い事はこの色に書きます。人として成長を目指すような願い事は青(緑色)に書きましょう。

赤の短冊
目上の人を大切にする感謝の気持ちを書きます。

黄色の短冊
人間関係の願い事「友達がたくさんできますように〜」などを書きます。

白の短冊
規則を守る。または義務を果たすという意味があります。「寝坊しませんように」など娘に教えたくなりました。

黒や紫の短冊
黒は縁起が悪いイメージがあることや文字が見えづらいので紫に書くことが多いです。知恵、知識という意味があるため学業に関する願い事を書きましょう。

いかがでしたでしょうか?
ちょっと気が早い七夕の話ですが、日本に古くから伝わる行事は、これからも子どもたちへ伝えつづけたいと思います。
楽しい七夕となりますように♪

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