ayako

美術を観る人です。コンテンポラリー多めですが、何でも観ます。現在は4歳の息子と共に、主…

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美術を観る人です。コンテンポラリー多めですが、何でも観ます。現在は4歳の息子と共に、主に都内のアートスポットに出没。子どもとアートにまつわるあれこれ、綴ります。 もうちょっと更新がんばります。

マガジン

  • 赤ちゃんと行く美術館・ギャラリー

    実際に息子と一緒に訪れた美術館やギャラリーで感じたこと、あれこれ。 おすすめのポイントや気をつけなければならない点など、乳幼児連れの視点からのレビューです。

  • 大人も子どもも楽しめる、アートな絵本

    趣味で少しずつ集めている、アートに関する絵本たち。 著書がアーティストのものや、挿絵に作品を使ったものなど、内容も様々。 ここでは、実際に購入した絵本を中心に、独断と偏見で紹介していこうと思います。

最近の記事

2021年、作品を買いました

前回の投稿から2年近く開いてしまい、ログインもろくにしていないような状況でしたが、久々に来てみたらフォロワーが1000人を超えており、なんだか恐縮しております。 この空白の期間にフォローいただいた方、ありがとうございます! 早いもので、つい先日息子も4歳になりました。 この約2年間の生活の変化&息子の成長で、子どもと一緒に美術館を訪れる機会がすっかり減ってしまった、、 子どもがベビーカーを卒業すると、一緒に鑑賞するハードルが一気に上がりますねえ。 一緒に楽しめそうな展示を選

    • 久々のnoteです。

      ということで、暫くnoteから離れておりました。。 全然更新できてなかったんですが、相変わらず東京周辺の美術館やギャラリーを子連れでふらふらしています。 昨年は仕事にも復帰し、息子も2歳になりました。早い。 (ちなみに復帰後ですが、オットとの休みが合わず、週末はいわゆるワンオペです。それでも何とか週1では何かしら鑑賞するペースを保てている…我ながら良くやってると思う) そんな中、先日はTokyo Art Beatの特集記事のお手伝いをさせて頂いたりもしました。

      • 東京都現代美術館のリニューアルオープンが嬉しすぎた話

        ちょっとnoteから離れていたのですが、リニューアルオープンしたばかりの東京都現代美術館があまりにも良すぎたので久々に更新です。 私が美術館を訪れたのはオープン初日の3月29日。 閉館から約3年、この日をどれだけ心待ちにしていたことか・・・! 初日は入場無料なこともあり、平日にも関わらず多くの人で賑わっていました。 春休みだったからか、子ども連れの方も多かったように思います。 子どもが多い美術館、最高。 企画展「100年の編み手たち」、コレクション展「MOTコレクション

        • 東京都美術館

          赤ちゃん連れおすすめ度 ★★★★★ ここがおすすめ! ・鑑賞も休憩も、全てにおいてストレスフリーな設備 ・館内スタッフの気遣いのすばらしさ 前回からすっかり間が空いてしまいました。。。。 息子の離乳食が3回になり、つたい歩きに目が離せなくなり・・・ と、息子のレベルが上がってちょっと疲れてました(半分言い訳) 東京都美術館、1年ぶりくらいに訪れたんですが、改めて子ども連れ目線でみてみると文句ナシのパーフェクトな美術館でした。 まず入口正面にエレベータが鎮座していて、ベビ

        2021年、作品を買いました

        マガジン

        • 赤ちゃんと行く美術館・ギャラリー
          8本
        • 大人も子どもも楽しめる、アートな絵本
          3本

        記事

          ごはんは おいしい

          文:ぱく きょんみ 写真:鈴木理策 出版社:福音館書店 鈴木理策の写真、好きなんですよね。 なので、この絵本を見つけた時は、内容もよく確認せず、ほぼ衝動買いでした。 結果、買ってよかった!文も写真もツボを突かれまくりです。 おばあちゃんとのお米にまつわるやりとりを描いたやわらかな文の合間に、炊きたてのごはんや稲穂など、美味しそうで美しい写真の数々。 絵本というか、もはやこれは米のグラビア写真集だ…! 稲が実るまでの様々な過程の描写は、実家にいた頃の田植えや稲刈りの手伝

          ごはんは おいしい

          ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ

          絵:おかざきけんじろう 文:谷川俊太郎 出版社:クレヨンハウス 谷川俊太郎のことば遊びと、芸術家の岡崎乾二郎のポップな挿絵が楽しい絵本。 谷川俊太郎のことば遊びの絵本といえばおなじみ「もこ もこもこ」。幼少期に読んだ時は文も挿絵も謎すぎて、かなり衝撃を受けた覚えが… でも、こういう変な(←失礼)絵本、大好きなんですよね。 「ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ」もそういう類で、声に出してこそ!な絵本なんですが、文章に「ぱぴぷぺぽ」しか使われておらず、読み聞かせるときに高確率

          ぽぱーぺ ぽぴぱっぷ

          はじまるよ

          絵:熊谷守一 文:ぱくきょんみ 出版社:福音館書店 画家の熊谷守一の作品を挿絵にした絵本です。 福音館書店の「こどものとも 0.1.2」という0歳〜2歳児向けの月間絵本の中で、特に人気のあったものを絵本として刊行したシリーズの中のひとつ。 このシリーズはとても良いセレクトが多いので、他の絵本もおすすめ! おはようから始まり、おやすみで終わるこの絵本。 絵のセレクトは動物や植物など、身近で親しみやすいものばかり。 筆致もしっかりと見ることができるので、「絵画を見る」という感

          はじまるよ

          横浜美術館

          赤ちゃん連れおすすめ度 ★★★★★ ここがおすすめ! ・実は穴場かも?!乳幼児連れに優しいポイント盛りだくさん ・やっぱり外せないコレクション展 横浜美術館、アクセス的には自宅からだとちょっと遠めなんですが、息子とは既に2回ほど訪れています。 企画展もコレクション展も素晴らしいから、というのもありますが、乳幼児連れでも安心なポイントがいくつもあるんですよね。 授乳室やオムツ替えシートなど、あると嬉しい基本的な設備は全てカバーされていますが、個人的にポイントが高いのは ・

          横浜美術館

          原美術館 東京

          赤ちゃん連れおすすめ度 ★★ 残念ながら乳幼児連れにはあまりオススメできない! …けど、展示は最高。 ここ、個人的には大、大、大好きな美術館なんです。 が、乳幼児連れにはなかな厳しめな美術館です(苦笑) 出産前からここはハードルが高そうだなと思ってはいたので、覚悟して訪れたのですが、想像以上でした。 以下、主なオススメできない理由です。 ・駅から遠い(徒歩約15分) ・バリアフリーでない ・ベビーカーでの入館不可 駅から遠いのはバスやタクシー利用で解決できますが、それ以

          原美術館 東京

          東京国立近代美術館

          赤ちゃん連れおすすめ度 ★★★ ここがおすすめ! ・「眺めのよい部屋」でリフレッシュ ・ベビーカー貸し出しあり ここも私の中では超定番美術館です。 やっぱりコレクションが充実している美術館はいつ行っても満足度が高い。 年に何度も足を運んでしまいます。 個人的お気に入りは4階にある「眺めのよい部屋」。 ここは展示室ではないんですが、毎回必ず訪れる大好きな場所です。 大きな窓いっぱいに目の前の皇居の緑が広がって、名前の通り眺めが良くて本当に気持ちのいい部屋です。 美術

          東京国立近代美術館

          国立西洋美術館

          赤ちゃん連れおすすめ度 ★★★ ここがおすすめ! ・見ごたえたっぷり、ゆったり観られる常設展 ・非公式だけど授乳室あり ここはとにかく「常設展」がオススメです。 もちろん企画展も素晴らしいのですが、人気の大型展だと週末は混雑も予想されるので、初めての乳幼児連れ鑑賞だと少々気を使ってしまうかもしれません。それに比べて常設展は人も少なく、展示室もゆったりしていてベビーカーでも鑑賞しやすいと思います。 何より、収蔵作品が素晴らしいので何度行っても飽きない! 個人的には「コレクシ

          国立西洋美術館

          ちひろ美術館・東京

          赤ちゃん連れオススメ度 ★★★★★ ここがおすすめ! ・子連れに「あると嬉しい」が全部揃った「こどものへや」 ・館全体に漂う子連れ鑑賞ウエルカムな空気 コンパクトな館ながら「ファーストミュージアム」を謳っているだけあって、乳幼児連れのお出かけに必要なものが全てそろっています。 自信を持ってお勧めしたい美術館。 ここには息子を連れて既に2回訪れていますが、都内でここまで至れり尽くせりな美術館、そうないのでは。 展示室のバリアフリーや各階のお手洗いそれぞれにオムツ替えシート

          ちひろ美術館・東京

          このnoteについて

          はじめまして。Ayako(@ayako_tr)といいます。 美術鑑賞をライフワークとしている普通の会社員です。 美術館、ギャラリー、地方の芸術祭…etc. 美術のあるところならどこへでも。年に2〜300は展示に足を運ぶ、超がつくアートラバーです。 2017年に息子が生まれ、現在育休中。 さすがに以前のペースとまではいきませんが、息子を連れてあちこち出没しています。 乳幼児を連れての美術館やギャラリー巡りは、施設へのアクセス、バリアフリーなど、出産前には意識していなかった視

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