#46 どれにしようかな～

日記の書き方を忘れたのだが…
ちょっと遠出してたので2日ほどお休みしました。
移動中にひさしぶりに長編の百合小説を読んだりしてたらなんかこう、自分が何をやってるのかわからなくなったりして（？？？）ちょっと呆然としていましたね…

読んでいたもの（Amazonに飛びます）
キッキン・オン・ヘブンズ・ドア

姉の娘と正しく在りたい世界の私

「生きる意味ってなに？」「正しさってなに？」「幸せってなに？」と容赦なく問いかけてきて、登場人物たちが自分なりの答えを選び取るまでをものすごく真摯に描いている作品です。
劇的な事件やドラマチックな展開があるわけではないのにぐいぐい引き込まれて、「他人事」ではいられなくなるような物語。いつかもっとちゃんとレビューしたいな…

どちらもAmazon prime会員ならkindle unlimitedで無料で読めるので興味があれば是非。
会員でなくても500円…安い…

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面白い作品を読んで毎回落ち込んでるわけじゃないけど、今回は（特に「姉の娘と～」が）けっこうクリティカルに刺さってしまって、自分は「描きたいものを描けている」って思えたことが今までで一度もないな…と思ってしまった。
描けるものと描きたいものは違う、ということはわかっているし、私の「描けるもの」を好きだと言ってくださる方がいるので、今描いてるものが嫌いとか描きたくないとかいうことではないんだけど。
私の「描きたいもの」を「描けている」人を見たときにギャップを感じて自分が恥ずかしくなってしまうことがよくある。
「『描けるもの』に安易に逃げて、何やってんだ？」となる。

今まではお絵かきの楽しい部分だけ啜って生きてきたけど、それでは自分の描きたいものに対して足りないのだとわかってしまった。
漫画の内容に関しても思うところはあるんだけど、とりあえず今後の課題は「背景」。
背景、めちゃくちゃ嫌いなんですよ。
まず定規を使うのが苦手だし。（デジタルでも）
寸法とか比率とか、平面ならまだしもそこに遠近感が加わってくるの何？なんで遠くにあるものは小さいの？アイレベルってなに？ママ～！

背景が下手だとノイズになって物語のテンポを削ぐし。ないと状況がわからないし。人物の決めゴマより何気ない教室の一コマの方が10倍くらい手間と時間がかかったりするし。かといって上手かったところで読者の目には0.5秒も留まらないし。（意識されない背景が一番いい背景だと言われてる）
そんなものに時間を割いてなんになるんだよ…と思ってきたけど、私の描きたいものって、登場人物の生活や価値観が言外に匂ってくるような漫画なんですよね。（伝われ）
なんならページ数の限られた漫画という媒体で登場人物の人となりや状況を説明するのには背景や小物を描きこむのが一番効果的なんじゃないかとだんだん気付いてきて、描くストレスより描けないストレスの方が大きくなってきたので、これはもう肚を括って練習するしかないな…と思った次第です。

ということなので、しばらく一日一絵が背景だけの絵になったりするかもしれないけど、まあ…暖かく見守っていただければ…という感じです。
人物絵描きすぎて枯渇してきた感もあったしな…

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一日一絵。

【感想】
・背景の話した直後に背景のない絵を上げるやつ
・背景描くって決める前に描き始めた絵だから許して…
・人物だけなのにうだうだ悩みながらだったからめっちゃ時間かかった…なんなのよ…アンタは…
・手の甲の影がお気に入り
・肌の影塗り、影の境目にオレンジを載せるやつやろうと思ってたのに忘れてたな…