子供がいない人は税金泥棒ではない

こちら↓の記事をつらつらと眺めていて、思ったことの一つについて、です。

なかなかすごい失言がありますね。中でも「子供を産まない人は税金泥棒」みたいなことがよく言われていますが、それ、本当、本当に違うと思うのですよね。

むしろ、子供を産まない人は、働き盛りの時期頃はずっとひたすら税金を払いっぱなしで、それこそ年金受け取るまでは基本的に出ていく一方ですよね。金銭の出入りだけで言えばとっても損している(とは思わなくてもいいのですが)かもしれない。子育てで手をとられずに仕事も遊びにも全力投球できるということは、稼いで税金収めて、使って経済も回しているのです。

私は、子供を産んでから(いや、妊娠中からかな)、税金のありがたみが初めて身にしみました。

まず、子供を産む時は、お勤めの方は産休、育休手当がもらえてますよね。働いていないのにもらえていますよね。(これは税金じゃなくて雇用保険からかな。ちなみに私はもらったことありません。はい、自営業者はもらえません。)あと、出産一時金とか、妊娠中の検診とかも補助が出ますよね。もちろんもっと助成して欲しいと思うこともありますが、もしこれが全額自己負担だったら本当に子供産めないですよね。

認可保育園に通うあたって払っている保育料は、園でしてもらっているケアやその責任に対して考えられないほど破格の安い金額です。それも税金からですよね。現代の都市部の保育園の問題は、保育園が少ないことと、そもそも仕事に対する保育士さんの賃金が安くて人手が足りないことであって、保育料、ではないのです(認可保育園についてのはなしです)。

東京都23区内では、子供は中学生まで保険対象になる治療行為であれば医療費、薬代は一切かかりません。もちろん、現時点でも自己負担の予防接種もあったり、歯科矯正は自己負担だと聞いたりするので、もっと補助範囲を広げてもらいたいな〜という気持ちがないわけではないですが、それでもだいぶ、負担を減らしてもらえていると思っています。

小学校、中学校までの義務教育期間だってそうですよね。公立の学校だったら、設備だって先生のお給料だって、全部税金からですよね。

つまり、言いたいことはですね、、、子供がいない人は、子供がいないにもかかわらず、むしろ、かなり子供たちの発育に、子育てにも貢献しちゃっていますよ。つまり、国全体で、子育てしているんですよ。子を持つ人も持たない人も、一緒に子育てしているんですよ。だからお子さんがいない人、そんなおじさんたちのいうこと気にする必要全くないですよ〜〜〜!!

ということでした。

もちろん、子供がいる人も、堂々とその権利は(子供のために)享受していきましょう。不満、改善して欲しいことは、政治にぶつけましょう。

というわけで、選挙に行きましょう。

youtu.be/3cI-JRRjxKs


(各種税金、年金、雇用保険、健康保険などごっちゃにして話をしてしまっていますが許してください。あと、全く統計など見ずに気持ち的な話をしています。ざっくりふんわりした話ですみません。)

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