ポケカプレイヤーが欲しいiPhoneは?

1. はじめに

日本時間10月14日未明、iPhone 12シリーズが発表されました。

今年のiPhoneは標準モデルのiPhone 12、小型モデルのiPhone 12mini、高機能モデルのiPhone 12 Pro、大画面のiPhone 12Maxと、計4機種の展開でこれまででも最多のラインナップです。

現在、購入を考えているものの、どのモデルにするべきか悩んでいる人もいるのではないかと思います。基本的な仕様は同じ部分が多く、どのモデルを選んでも特段困る訳では無いので、どのモデルが自分の使用スタイルに合っているのかという点で選ぶのがよいかと思います。

今回の発表内容を自分でも反芻する意味も込め、選ぶ基準をまとめてみました。ポケカプレイヤー的な視点を少し入れておりますので参考になれば幸いです。なお本記事のiPhoneの製品仕様に関する情報はすべてAppleウェブサイトを参考にしております。

2. 値段は?

予算の都合もあるでしょうからまずは値段を見ていきましょう。

こちらはApple のウェブサイトにて購入可能なSimフリーモデルの金額です。ドコモショップ等各種キャリアショップで購入する場合は割引プランがある代わりに本体の元値がこれよりも高く設定されると思われるので参考としてお考えください。

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必要な本体の容量は各々の使用方法によって変わってきますが、ゲームで遊んだり、音楽を入れたり、写真を撮る予定があるなら128GB以上を選ぶとよいでしょう。iCloud等各種クラウドやストリーミングサービス、外部ストレージの利用により容量は節約できますが、各種アプリのサイズも増加傾向のため最低128GBはあった方がよいと思います。

256GB以上使う可能性が高い場合は512GBを選ぶ必要があるため、この時点でiPhone 12, 12miniは候補から外れることになるでしょう。

値段については最低でも74,800円と、決して安い買い物ではないので、この時点で携帯電話にそんなお金払いたくないという方はiPhone SEをご検討下さい。

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次の章では実際の使用方法から選んでいくことを考えます。

3. 欲しいのはどのモデル?

それぞれのモデルの使用感に真っ先に直結するのは本体や画面の大きさ、重さになると思います。

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iPhone12 miniはiPhone SEよりも本体サイズが小さいので、片手操作もしやすいでしょう。小さい本体が欲しい場合はiPhone12 mini一択となります。

逆も然りで大画面が欲しい場合はiPhone 12Pro Max一択となります。大画面であればポケカ公式のリモートポケカ対戦キットを使って対戦をする場合に見やすいかもしれません(私はPCとウェブカメラを使った対戦を推奨します)。

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リモートポケカ対戦キット(ポケモンカード公式ウェブサイトより)

本記事ではあまり触れませんがiPhone 12Pro Maxは画面が大きい他、Proと比較してもカメラの性能が高いのでハイエンドのカメラ性能を求める場合もiPhone 12Pro Maxを選択する必要があります。

さて、ここでiPhone 12とiPhone 12Proを比較すると、重量以外は全く同じです。重量は25g差とかなり差がありますが、重い方の12 Proとほぼ同重量のiPhone 11Proでも片手操作できるレベルのため、重量差が使用感に大きく影響しないものとして、重量以外の違いを見ていこうと思います。

4. iPhone 12 VS iPhone 12Pro

iPhone-モデルを比較する」より、本体仕様の異なる部分を洗い出してみました。

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大きく異なるのは本体の素材・最大輝度・望遠カメラとそれに付随する機能の有無です。これにより16,000円(スターター1個と拡張パック3箱相当)の価格差が発生していると考えるとよさそうです。

予算に余裕があるのなら上位モデルである12Proを選んでおけば問題無いのですが、実際のところこれらの機能は16,000円(スターター1個と拡張パック3箱相当)の価格差を上回る利点があるのでしょうか。

素材についてはステンレスモデルが光沢があり、アルミの方がツヤ消しの仕様になると思われます。ケースに入れてしまうとあまり目立たない箇所なので好みでいいのではないでしょうか...

最大輝度が高いと特に晴天時に屋外で性能を発揮しますが、ポケカプレイヤーは基本的にインドア派であると思いますのであまり影響しない気がします。

となると、やはり、一番の違いである光学ズームの有無が争点になるでしょう。屋外の写真を撮るときくらいしか光学ズームを使う時は無いのではないかと思われるかもしれませんが、光学ズームは室内でもあるととても便利です。ちょっとした例としてある写真を撮影してみましたのでご覧ください。

↓1枚目 (通常の広角カメラ 1倍)

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↓2枚目(光学ズーム 2倍)

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こちらはいずれも私が最近作った「流星のネギガナイトデッキ」を並べて撮った写真です。2枚目は2倍光学ズームで1倍と同じ範囲が撮影できるように少し離れた位置から撮影しています。2枚の写真を比べると何がわかるでしょうか。 

1倍の場合、画面内にうまく収めようとすると光源の関係上どうしても影ができてしまっていたのですが、光学2倍ズームの場合は影が映りこんでいません。これは光源となる照明よりも高い位置から撮影することで影ができるのを回避しているためです。ちょっとしたことですが、同じ撮影を行う場合でも2倍ズームを駆使することでちょっとした光加減等に配慮した撮影ができるのです。この例では影のみに注目していますが、これができるのって実はとても便利で、例えば食べ物の写真を撮る時でも変な影が映りこまずに撮影できたりします。ラーメンの画像をtwitterに上げがちなポケカプレイヤーの皆さんはぜひとも欲しい機能なのではないでしょうか。私調べではポケカプレイヤーが撮影する写真の9割はデッキレシピとラーメンなので、ポケカプレイヤーである以上、iPhone 12Proの光学ズームを遺憾なく発揮できる場面に必ず遭遇するのではないかと思います。

...少々パンチとしては弱かったかもしれませんが私がここで言いたいのは16,000円の価格差をケチらずに投資するといろいろいいことがありますよってことですね。なのでiPhone12とiPhone 12Proで迷ったらProのがいいと思います。

(ちなみに、こちらのデッキはポケモンいれかえの他にメテノの特性「ほしふり」と回収ネットを駆使することでネギガナイトをベンチに戻す手段をなるべく多く取り入れているのが特徴です。ネギガナイトVのワザ「フォールスター」とメテノの特性「ほしふり」のネーミングが流れ星にちなんだ名前になっており、ジラーチの特性も「ねがいぼし」と、デッキのギミックだけでなく名前にもコンボがかかっているというなんともオシャレなデッキなのです。安定のためジラーチを3枚にしてみましたがその分減らしたリセットスタンプを2枚に戻したいと考えております。.......)

5. まとめ

以上を踏まえ、iPhone12は①値段②大きさ③光学ズームの有無 で自分に合っているiPhoneを選んでみるとよいのではないかと思います。余談ですが、ポケモンセンターで売られるiPhoneケースは基本的に一番よく売れるモデルから販売される傾向にあるため、今後販売されるiPhoneケースはiPhone12(Pro)に集中して展開されると思います。ポケモンセンターでiPhoneケースを買いたい人はとりあえず12か12 Proを選ぶとよいのではと思います。

最後に一目でどのiPhoneを選べばよいかわかるフローチャートを作ってみましたので参考にしていただければ幸いです。それでは。

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