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春の到来を知らせてくれる「冬の土用」

いま「冬の土用」の真っ只中。

「土用」は、立夏・立秋・立冬・立春、それぞれの直前約18日間のことで、季節が移行する前のわずかな調整期間。

2024年の「冬の土用」は、1月18日〜2月3日の節分まで。

四季は、「木」=「春」・「火」=「夏」・「金」=「秋」・「水」=「冬」と考えられ、「土」は真ん中や境界線とされる。

朝晩と昼間の寒暖差が大きい時期は、どんな人でも不調が出やすいし、「気」が薄くなる「土」の季節=「土用」期間は、「無理をしない」が合言葉。

仕事もプライベートも家事も、どんなことも「ほどほどに〜おだやかに〜のんびりと〜」を忘れずに過ごせば、ずっと健やかでいられる。


夏になるとよく耳にする「土用の丑の日」。
栄養豊富な「うなぎ」を食べて、暑い夏を乗り切ることで有名ですが、体調を崩しやすい季節の変わり目には、栄養価の高い食べ物=「うなぎ」を食べて不調知らず、というところから、「土用」期間は、「」がつく食材を食べる風習があります。

今年の「冬の土用の丑の日」は1月26日。
本当は、プラーナ満載の「なぎ」を食べるといいのでしょうが、あまり「なぎ」に気持ちが向かいないので、私は大好きな「いろう」と「ーろん茶」、そして「どん」や「めぼし」をゆっくりと食べながら、近づいてくる春を感じる日にしようと思う。

」とはまったく関係ないけれど、プラーナたっぷりのイチゴ・キノコ・コムハニーを普段から好んで♡
プラーナたっぷりの食材は、三角形や星形、六芒星などなど、尖っている形のものが多く、オクラやスターフルーツはまさにそれ!
タコやイカ、ナマコ、エビなども。

2月4日に「立春」を迎えると、本格的な「樹木のタツ年」に突入。

2024年の幕開けとなる日には、春夏秋冬・・・それぞれの季節を感じられるよう、自然な心身へと導けるよう、養生を心がけながら、好きなものを食して、体を動かして、健やかさを保ち続けようと願う。

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