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いらっしゃいませ!メタバースアバター美容室です

初めに


アバター美容室は、今までゲームクリエーターや一部のマニアにしかできなかった難しいVRの世界の一端を一般の人でも気軽に体験できるようにと開店しました。

VRの世界は、自分自身を自分がなりたい姿になっておしゃべりができる世界で、距離や時間も関係なく、お友達と楽しく過ごすことができる素敵な世界です。でも、今までの拡張性が高いVRの世界は大変難しく、VRの肝である自分自身の分身であるVRアバターを自分の好みの好き勝手な姿にするには、ネット等を使ってやり方を調べ、ゲームクリエイトソフトなどを使用して調整するなど、ほぼ3Dクリエーターのような仕事をしないといけないので、一般の人には非常に敷居が高いものでした(かんたんなVRの世界もありますが、好きな姿になれなかったり、あまり拡張性が高くないです)。

でも、心配しなくてよいです。VRメタバースの世界は、もっと進化して現実と同じような感覚でできる世界になっていますので、そういう難しいことももう解決されてるのです。現実の世界では、一般の人は理容師等の免許や腕がなくても、自分の髪の毛を美容室で整えてもらえますよね。メタバースVRでも、現実と同じようにまったく知識がない人でも、今まで3Dクリエーターがやっていたようなことを3Dアバターを調整する美容師さんが全部VRの中で設定してくれる世界となってます(美容師の他にも目の前でお客さんの注文を聞きながら特注でVRの世界のおうちを作ってくれるメタバース大工さんとかも居ますよ)。つまり、誰でも非常に気軽に自分の好きなアバターを着飾ったり、素敵な姿になれちゃうのです。※1みんなは季節に合わせたきれいな姿なのに、私だけよくわからないからすっぴんの姿だなんて悲しすぎますよね。
昔ながらの普通のVRをやってみたけどそういった世界が難しすぎて、すぐやめちゃったって人は、ぜひ、ご来店してみてください。もちろん、無料でやってるお店ですので、費用としては有料アバター等を使う場合の代金ぐらいです。

次から、アバター美容室の細かい説明を書きますが、難しいことはわからないって人は読み飛ばして、最後のVRメタバースの初め方だけ読んでください。

VRメタバースの世界ではVRSNSとも呼ばれているように、ツイッター等のネットの
SNSと同じく現実の写真やPCのスクリーンショット、動画などを簡単に取り込んで
目の前に出しながら、みんなと楽しく同じ空間でお話することができます。

アバター美容室施術紹介

アバター美容室では、下記の流れで施術しております。

①お客様へのヒアリング及びご提案
②アバターをVRの世界に送る作業
③アバターのお化粧(アバターをお肌の色等の調整)
④アバターの髪の色を染めたり、服の色などの変更
⑤揺れる部分の揺れ方の調整
⑥お店で提供してるアクセサリー類の装着
-------ここまでが標準コース
⑦服や髪の毛の質感などの特別な調整(マテリアル(シェーダー)設定変更)
⑧既存の眼鏡や帽子などの小物を手で取り外しできる調整
⑨別の服への着付け、お着換え(専用服以外も可)
⑩その他、特殊ギミックの導入等(銃の発射やエフェクトなど)

ヒアリングを行った後、施術に入ります。
②~⑥までが標準コース、だいたい10分~30分ぐらいです。
⑦~⑩は、ご要望によってはお時間がかかる場合もありますので、時間は内容による形となります。

以下、詳細について説明いたします。

ヒアリング

まず、お客様とお話をして状況を確認します。
パソコン操作の習熟度、VR歴、アバター所持の有無、booth等モデル販売サイトのアカウントの有無等をお聞きし、お客様に合わせたサポートを実施します。全くわからない方でしたらば、アバターを手に入れるところからサポート、お客様にあったアバターの紹介や、無料アバターや有料アバターのご購入の相談など、VRの中で1からご案内いたします。

美容室は元々家具屋が入ってた居ぬき物件を改装して美容室にしてます。椅子もその辺のワールドに置いてあったゲーミングチェアを流用しました。内装、外装含めすべてVR内で無料配布してるものから調達しましたので、低コスト(0円)で専門のお店を開店することができました。

アバターをVRの世界に送る作業

まず最初に、お客様には、汎用的な形式(FBX,GLB等)のアバター等のデータを、VRの画面にドラッグ&ドロップ(マウスで掴んで画面に放り投げるだけ)していただきます。※2
これでお客様の行う作業は完了です。お疲れさまでした。

あとはすべて美容師が、お客様の要望を聞きながら作業する形になります。

アバターのお化粧

次にアバターのお化粧作業に入ります。
お化粧作業は、アバターの色がちょっと思ってたのと違う、他のVRで使ってる色に近づけたいなど、お客様がベストと思っている色に近づける作業です。これをやるのとやらないのでは、見栄えにかなり差が出ますのでアバター美容師の腕の見せ所と言えます。

髪染めや服の色の変更

次に髪染め等、肌以外の色の変更です。
お客様がVR上で自分の髪の毛の色を確認しながら、美容師がカラーパレットで調整しお好みの色に変更いたします。もちろん、テクスチャの持ち込みでの色の変更も可能です。

デフォルトの髪の色
ちょっと青く髪染めました

揺れる部分の揺れ方の調整

髪の毛やしっぽ、猫耳など揺れる部分の揺れ方を調整いたします。
アニメみたいな感じで大げさに揺らせたり、リアルに近い挙動にしたり、お客様の目の前で揺れを体験してもらいながらお好みの揺れ方に調整いたします。手で掴めるようにしたりの設定も可能です。

お店で提供してるアクセサリー類の装着

お店では、帽子や眼鏡、ネックレス、指輪などのアクセサリを無料で提供しておりますので、最後にお客様にプレゼントしております。アクセサリ関係は、無料配布してるお店ワールドのジュエリーショップポラリスさんから持ってきました。メタバース空間は他のお店からそのまま持ってきたりできますので、お店同士のコラボも簡単にできます。

アクセサリはリアルと同じで、手でもって相手の首にかけたり、指にはめたりできます。
スイーツデコレーションアクセサリが作れるワールドで作った
チョコミントアイスのキーホルダーをかばんにつけました。
自分自身を鏡を見ながら手で持ってイヤリングとネックレスをつけてみました。
他の人につけるのは簡単ですが、自分につけるとなると鏡で反転したりするので色々むずい。

服や髪の毛の質感などの特別な調整

髪の毛の艶出し処理(マットキャップ)や特殊な処理をしたりも行ってます。(マテリアル、シェーダーの調整)

髪の毛の艶出し処理をしています。
ちなみに私のつけてるウサギ耳は中に宇宙空間が入ってます(スカイボックスが入ってる)。

既存の眼鏡や帽子などの小物を手で取り外しできる調整

アバターに付属している別メッシュの眼鏡やアクセサリなど、手で取り外して机の上に置いて、またそれを手で掴んでかけなおすようなリアルと同じ方式で設定することも可能です。旧来のメニューで切り替える方法もできます。

メガネっ娘もかわいい(HMD内蔵のセンサーで上目遣いをしたらアバターにも反映されます)

別の服への着付け、お着換え(専用服以外も可)

別売のアバター服への着替え等も美容室で行っております。
アバターの体形に合わせられたそのアバターの専用服はもちろん、それ以外の服でも、服の丈を合わせたり、その場で調整して着替えさせることができます(ここがメタバースの強みですね)。ただし、これも現実と同じで、ぴっちりした服や体形が全然違うなどの場合は、うまく着替えられない場合があります。まずは相談していただければ着替えられるかどうかの目星をお伝えできるかもしれません。

季節イベント前は大忙し、だれでも季節に合わせた衣装でイベントに参加できます。
こちらはクリスマス衣装が着たい方に無料の衣装を紹介してその場で着付けを実施してるところ。

その他、特殊ギミックの導入(銃の発射やエフェクトなど)

持ってる銃の発射なども比較的簡単に設定可能ですので、ご依頼ください(モデルのみ所持でギミックなしでも、こちらで1から発射ギミックを付ける形となりますので全く問題ありません)。

ハサミを利用して前髪等髪の毛を切ることも、もちろん可能です

最後に、VRメタバースの始め方

VRメタバースの始め方は簡単です。
下記サイトを見ながら、人が多い夜にVRメタバース内に入って、ぶらぶらしてれば自動的に日本人がやってきて全部教えてくれます。その人に詳細は聞いてみてください。アバター美容室と同じで、現実の世界も生きるのに常にインターネットで色々調べながら一挙同一挙動行わないように、メタバース空間でも一般の人は難しいことを調べる必要はありません、みんなVRメタバース空間内で教えてくれます。(私もアバター美容師になりたい!って人などは、ちゃんと勉強する必要がありますよー、弟子やFC店をやる方も絶賛募集中です)
また、VRゴーグルなしでもメタバース空間は体験できます(PCのみでやってる人も非常に多いです)。ただ、3D空間ですので、ゲーミングPCは必須となってしまいますので、そこだけはご注意ください。目安としては5年以内に製造されたミドルクラス以上のゲーミングPCなら問題なく動くかと思います(VRゴーグル使いたい場合はもうちょっとスペックがあると良いです)。


※1
アバター美容師の行為についてですが、アバター系のライセンスで一般的なVN3ライセンスの制定者である、あしやま ひろこ氏によれば、VR内での改変作業は直接ファイルデータを改変してるのではなく、ソフト内の情報を変更しているだけであるため、一般的にいう改変行為にはあたらず、ただの設定変更にあたるとの見解だそうです。つまり、極端な例を言えば、あまりありませんが、たとえライセンス条項で他者による改変を禁止していたとしても、ただのソフト内の設定変更なので問題ないということになります。

※2
特殊なunitypackage等クリエーター向けの専用形式は不要です。たいていのアバターは専用形式の他に汎用形式のデータも一緒に同梱されてますので、9割方は問題なく導入できます。汎用形式ですので、専用形式だとよくある、古くてサポート等打ち切られて使えなくなってしまったようなアバターでもOKです。たまに一般的な形式でない作者独特の特殊な形態になっているなどして、正常に送れないものもありますが、そういうアバターについてはある程度把握しておりますので、事前にこちらにご確認ください。VRMについてはGLBへの変換ツールがありますのでご案内いたします。


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