中米旅 メモ
2019年11月12月で中米(パナマ・コスタリカ・ニカラグア)の3国を旅。各国にそれぞれ3週間ほど滞在。
滞在方法は、カウチサーフィンを使って地元の人の家に泊めてもらうのが主。スペイン語がある程度使えるので、現地の生活に近い体験ができた。
具体的な旅の場所
・パナマ 中米の中では金融国・裕福 パナマ運河が有名 物価は日本と同じくらい パナマシティは多国籍
パナマシティ・ボケテ・ボカスデルトロ
・コスタリカ かつては中米の優等生だった、今は麻薬中毒者多発で治安悪化 物価は日本より高い 自然が豊かでエコツアーが有名
プエルト・ビエホ サン・ホセ リベリア
・ニカラグア 中米最貧国の一つ 去年政府によるデモの鎮圧で数百人が犠牲に 物価は激安 2ドルで昼飯が食べれる
オメテペ島・グラナダ・レオン・マタガルパ・マナグア
旅に関して感じたこと
人に関して
・どの国にも他人想いの優しい人がいた。目を見て心を開いた笑顔のできる人がいる。
・出会った若者は、意外と最新のテクノロジーを使いこなしたり、現代的な価値観を持っている人が多かった。若者の価値観は日本の10代20代と全く変わらない。ネットを活用している
・通信はWhatAppを用いている。ボイスメッセージを多用する。また連絡頻度が高い。1日1回は家族と連絡する人が多かった。
生活に関して
・夜がどこもありえないくらい暗い
夜歩けない、というのは女性の自由や経済活動へのダメージが大きい
ゆえに給料が低いにも関わらず、タクシー、ライドシェアの需要が高い
・スマホはファーウェイ・サムスンなど中韓メーカーがほとんど
・シェアハウスを超え、シェアルームしていた人がいた。
不動産の費用を抑えるため、一家をシェアを超え、1部屋を複数でシェアしていた
ニカラグア・マナグア 1賃貸月3万円を、4人でシェア 2室を2×2で使う
米クレカ会社のコールセンターをしている一人の給料は月5万円
・給料の割には物価が高い、バランスがおかしい
たとえば、コスタリカは最低月給8万円、日本の半分。なのに物価は日本より高い
なぜ生活できる??
自炊率の高さ PALIというスーパーをみんな使って食材買う
日本は税金・社会保険料で多くを払う必要があるから単純比較できない?
・パナマシティのみは都会的に発展している
街の中央は綺麗に整備、夜でも明るい、地下鉄あり(電子マネーを使用)、大型ショッピングモールで何でも変える
・中米最貧国のニカラグアでは人力タクシー・馬車が使われていた
でもたまに、24時間コンビニがあるのを発見。なぜかガソリンスタンドとセットであることが多かった。
・ライドシェアに関して
パナマ Uber・Cabify(スペイン産)
コスタリカ Uber・DiDi(中国産)
ニカラグア 地元のライドシェアアプリ(ただし現金払い)
治安が悪いからこそライドシェア需要が高い
コスタリカには、DiDiが数ヶ月前に参入し始めたが、怒涛の勢いで伸びているらしい
理由は、Uberの手数料が売り上げの25%に対し、DiDiは15%
Uberドライバーを辞め、DiDi専任になるドライバーも多くいた。
月20万以上稼げてると言っていた(コスタリカの最低賃金が日本の半分以下のことを考えるとかなり良い金額)
治安の悪いエピソード
・コスタリカ首都サンホセで会った女の子は、昨年町中で銃を突きつけられ所持品盗まれた。人生で5回は経験。目の前で人が撃たれる瞬間も目撃したこともある。しかも割とサンホセ中央部。
・ニカラグアで会った同年齢23才の男の子は、去年大学に通っていた時に政府によるデモ弾圧の銃撃を経験していた。この一連の事件では400人以上が死亡している。彼はグアテマラにしばらく逃げたが、その出国時にも警察にスマホ取られ、写真全て消去+賄賂を請求された。
・サンホセでカウチしたホストは元麻薬の売人だった。彼は20代のとき数年仕事をしていたが、知り合い5人が死亡。自殺、銃で殺害される、崖から突き落とされるなど。怖くなった彼は、裏の世界から逃げ更生したらしい。
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