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パレットクラブ絵本コースはじめました 第23回 絵本編集者 土井章史さん

2021年最後の講義は絵本編集者 土井さん(3回目)の絵本ラフ講評です!

絵本ラフ

見開き15ページ(32ページ)の4〜6歳向け絵本ラフ。torisunが提出したラフはこちら。

講評

・友達がたくさん来なくてもいいかな。姉弟2人の話でよかったのでは?
・部屋のお話。縁側の長い空間を利用してどう自分の空間にするのか?
・弟が部屋を欲しがるのがまだ早い気もする。
・絵本の中はお友だちたくさんで楽しいけれど、読者にその楽しさが伝わっているかわからない。

このラフは授業の30分前まで粘って組み直して描き直してを繰り返していて。最初は姉弟2人の妄想の掛け合いをもっと長くしていたけれど間が持っていない気がしてしまって友達を序盤に登場させる展開に変えてしまった。結果、torisunが描きたかった『(私は自分の部屋が縁側だったけど、)縁側っていいところだよ』ってのが薄れてしまった。そもそも縁側での妄想の案がまだまだ弱かったので、自分にとって縁側ってどんなところだったか?どんな空想を広げていた場所だったか?もっと掘り下げないと描けないなと。

絵本作家を目指す同士

ちょうど先日絵本コースのオンライン忘年会がありました。色々お話できて、同じ絵本作家を目指す同士がいるってこんなにも心強いものなんだなと改めて感じました。

序盤に課題で出していた縁側の絵や扉の前の男の子の絵がよかった!と皆さんに言っていただけたので、その空気感に戻って考えたいな。当時の私はどんな気持ちであの机に座って、何を眺めていたのかな…

年明けの授業ではラフの提出が続きます。3月まで走り抜けたいです。

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