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パレットクラブ絵本コースはじめました 第9回 絵本作家 立本倫子さん

colobockleこと立本倫子さん2回目の講義です。前回の様子はこちら。

その時、課題として出されたのが3分割絵本。(参考「世界の民族衣装」リンク先ページ真ん中に詳細あり)
http://www.colobockle.jp/book/book_body.html

それから2ヶ月ちょっとの制作期間を経て、今回の講義は講評です。

3分割絵本『ふしぎ?なパフェやさん』

店頭に並べるつもりで、表紙やロゴなどこだわった1冊を作ってきて欲しいとのことでした。そんな1冊を作り上げるなら、モチベーションを保てれるよう自分が好きなモチーフで作りたい。そう思いtorisunが作成したのがこちら。

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一番最後のページはメニュー表。注文とって遊ぶのも楽しそう。(絵本一部抜粋)
こちらは実物の写真。Instagramのリールに動画もあげてます。

絵本のコンセプトとターゲット

食べ物なら描くのも食べるのも好き。特にパフェは1個でいろんな幸せが詰まってる!パフェの食材で食べたどうぶつたちの装いも変化したら(3分割も生かして自由に組み合わせもできたら)楽しいだろうなと。特にtorisun shopでいつも購入してくれるお客さんたちが『欲しい!』と思ってもらえるものを目指しました。

講評

他の受講生も作品に対して質問したいこと、思ったことがあれば自由に発言していくスタイルでした。みんなから「美味しそう」「売り物みたい」と言ってもらえて嬉しかった〜。そして立本さんの講評です。

立本倫子さんの講評
・パフェだけじゃ足りないけど、それを食べた動物の格好も連動して変身するという広がりがあって良い
・色合い良い、わかりやすい形にしつつ質感も表現できているので美味しそう
・どの動物も上手にキャラクター化できている
・実際にパフェ屋さんとコラボしたり、ぬいぐるみにしてグッズ化したりどんどん広がりそう

かわいい絵本やイラストを作り上げている立本さんにそう言ってもらえて光栄です。泣 他の受講生の作品もどれも力作ぞろいでした。

他の作品を見て感じた自分の改善点
・文章の入れ方、分割で表現できても良かったかも。言葉遊びをもっ楽しんでも。
・パフェ食べ終わった後みんなでテーブルを囲んでごちそうさまを見開きで描いてみたい
・指摘はされなかったけど描き込み具合がページによって異なるので整えたい(時間配分がうまくいかなかった)

まとめ

・時間配分がうまくいかなかった→立本さんは企画構成、ラフ、仕上げそれぞれ違う自分になりきって分けて考えてる。仕上げは1ページずつ作り上げて最後に全体通してバランス整えている
・絵本は絵・文章・伝えたいことをシンプルに
・ターゲット、読んでもらいたい相手を想定して作れているか?狭すぎる無理なターゲット設定になっていないか?
・絵本を出版できるまでは自己プロデュース力が大事。絵だけでなくどうやって文字を入れるか、見せるかデザインの細部まで気を遣おう

次第にみんなの作品の良いところを褒め合う雰囲気になっていっていき、とても充実した講評でした。3分割でいろんなシリーズ作っても面白そう。

次週は幼児向け絵本のラフ講評です。

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