なぜ、家を整えるのか?
わたしのやりたいことは『家を整える』と書いた。
子どもの頃から整理整頓は得意ではなかった。母からは『部屋を片付けなさい』とよく言われた。忙しいと片付けは後回しだった。
結婚してからも家事は得意ではなかった。
友人が遊びに来ると決まれば、1日使って掃除した。
長女が生まれて、ますます忙しくなりとりあえず生活するには困らない程度に家事をしていた。
のんびりしていた2人目育休中にourhome Emiさんをはなまるマーケットで知り、blogにはまる。
生活しやすい家にしたいと思った。
でも、一番に影響を受けたことは、適応障害になったことだった。
当時のわたしは職場から帰ってきても、仕事のことばかり考え、土日もゴロゴロ寝てばかり。掃除はもちろん、洗濯、料理することもできなくなった。情けなくて涙もでなかった。
身体を壊してしまうと当たり前と思っていた生活ができなくなってしまう。生活するための仕事が生活を蝕んでいく。本末転倒だった。
心療内科を受診し、落ち着きを取り戻したわたしは、
衣食住を大切にすること
自分を大切にすること
人を大切にすること
を重きに置き、最優先するものを強く再確認した。
部署も変更し、以前の上司からは『満足してるの?』とも言われたが、あの時の自分に戻るのが恐かった。
家を整えることがわたしのやりたいことだとわかったら、覚悟ができたのか、目標が定まったからなのか、他人に嫉妬することがほとんどなくなった。
しかし、そうはいっても出会いによって、モヤモヤしたりザワザワしたりすることもある。
そして、40手前にして忘れるといった能力が(あえてここでは能力とさせてください)力を発揮してきた。
こうやってnoteに書くことで、わたしは大切なことを思い出しながら、そして、自分を少しずつアップデートさせていく。
家を整えることは家を居心地よくして、生きやすくするためにわたしには必要なことだった