見出し画像

②早速母校にいってみた話

みなさん、こんにちは。
とりぷよです。

先日初めての記事をアップしました。

初心者の記事にもかかわらず、多くの反応をいただけたこと、謹んで心より御礼申し上げます。

今後とも、
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、本日は進学を決めたので、
「自分の単位数を知る」為に母校に行ってきた話をしたいと思います。

珍しく有休を取得し、母校へ行ってきました。
子連れで。

私の母校はいわゆる幼児保育学科系の短大です。
ほぼ十年ぶりに通る通学路はすっかり変わっていました。

またここを通る日が来るとは夢にも思っていませんでした。

なぜなら、私は一度保育系の道を捨てしまっていたからです。人生、何が起こるかわからないものですね。


その道を捨てた理由や経緯はたくさんあります。

ありすぎてここに書いたらとんでもない長さになるほどです。(需要があれば書きますw)

 

強いて言うなら待遇の悪さ

これが一番の理由です。

 

保育に並々ならぬ情熱があったのかというと、それもまた違いました。

そもそも私は現場に出るまでは“保育”自体をなめていたと言っても過言ではありません。

いえ、“子ども・子育て”をなめていたんだと思います。

そんな私を変えてくれたのは、
現場で出会った子どもたちでした。

どんな最悪の現場でも子どもたちはたくましく、笑っていました。

どんな環境にも子どもたちは順応していました。

そんな姿を目の当たりにした時、言い訳ばかりの自分が恥ずかしくなりました。


時には保育実践をする中で、子どもたちの持つ無限の可能性を垣間見ることもありました。

そこに日々触れることができる仕事である保育は、
なんと尊い職業だろうと感じていました。

さりとて生きていくにはお金がかかるのです。
理想で腹は膨れません。

保育士、結婚しながら扶養内でパートで働くには「アリだ」と思います。

しかしこれがひとり親で正社員でってなると

残業

書類の山

保育教材作成

壁面

 

などなど

持ち帰り仕事のオンパレード。

私のような子持ちひとり親では全く戦力にすらなれないのです。

しかも、これだけの業務があるにもかかわらず、当時正社員で手取り14万しかもらえていませんでした。(ボーナスは年2回あったけどもね)

 

貴重な体験とお金とを比べることは悪いことなのかもしれません。

さりとて生きていくにはお金がかかるのです。(大事なことなので2回言いました)

国家資格である保育士、こんな状況です。

改善してよ国の偉い人。

ひとりで娘を育てるためにはこのスペックではどうにもならないのです。


そんなこんなでたどり着いたのが『進学』という棘の道だったのです。

本当もう後悔しかないですよね、あの時勉強してたらよかった。

娘には口を酸っぱくして教えます。勉強は将来の自分を助けるよと。

でもまぁ、こうなるまで気づけなかったのでしょうがないです。(とほほ

むしろ身をもって体験し、気づけて良かったと思います、はい。

さてさて、

そんなこんなで母校についたところ、
知っている先生が半分以下になっていました。

時の流れとは恐ろしいものですね~。

しかも当時の恩師が“学長”になってて二度びっくり!!!

「先生、出世しまくっとるやん・・。」

なんて浦島太郎状態をエンジョイしつつ、
早々に手続きを済ませ帰ろうとしていました。

 

そんな時、学生課の事務員さんが

「あれ?お前さんは・・・?」

と時代劇風に声をかけてくださいました。

 

ええ、その記憶力に驚きましたとも。

(あたい、十年前の卒業生やねんけど・・・。)

しかし、覚えていてもらえるというのはうれしいことです。

思い出話に花を咲かせていたら、学長に会える機会を作ってくださり・・・

(もう本当にその節はありがとうございました。)

 

学長先生になっていた恩師はより一層偉大な先生になっていました。

「あー!顔見たら一気に思い出した。あなただったのね。」

そういって迎えてくださって、今後の話などを相談したところ、大変前向きにとらえてくださって…
本当に、嬉しかったです。

「いいのよ。ぜーんぶ自分に帰ってくるんだから。挑戦あるのみよ。」

と、力強いお言葉までいただけました。

本当にそう、思い立ったが吉日です。
どうなりたいかを考えて地図を書きましょう。
きっと手段が見つかるはずです。

どうなりたいかを描くのではなく、
どう動くのか、ということ。

ここを意識するときっと道は開けると思います。

最後にまた、ウォルト=ディズニー氏の言葉を一つ。

「成功する秘訣を教えてほしい、

どうすれば夢を実現することができますかと

よく人から尋ねられる。

自分でやってみることだと私は答えている。」

たかが一歩、されど一歩。
この一歩が未来に繋がりますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?