大事なことは十二指腸で起こる
こんにちは
body make studio BASE 代表パーソナルトレーナーの高鳥です
前回のブログは箸休め的な感じで
近況報告というか、活動報告のような内容でしたが…
今回からまたマニアックなブログに戻ろうかと思います。
なんだろうな…
私が記事にする内容は、シンプルに伝えたいことを書くこともありますが、
勉強した内容をアウトプットしている。という側面が大きいです。
なので、あくまでも高度専門職という位置付けでなければならない
パーソナルトレーナーが仕入れた知識を記事にしているので、
刺さる人にしか刺さらないとゆうか…
それでも一定数読んでくださる方もいて、本当にありがとうございます。
そんなモノ好きのあなたに向けて
今回もマニアックに展開していきますよっと。
さてさて
最近は、消化や代謝に向けた記事が多かったですが
今回もそんな内容でお送りします
というのも
これからの時期というもの
「忘年会シーズン」の到来じゃないですか
そして冬は食べるものも美味しいし…
食べ過ぎ傾向になるこの時期だからこそ、そのような投稿もしております。
というわけで今回は
「十二指腸」
についてのお話をひとつ。
ちょっとマイナーというか、
え？なにそれ美味しいの？ホルモン？
みたいな聞いてもどの位置の腸を指すのかわかりにくいかと思います。
でもこの十二指腸は栄養素の消化において、とても重要な臓器であるので
この機会に知っておいてほしいです。
・十二指腸とは
十二指腸とは小腸の一部
小腸は消化の最終段階であるため、
糖質，タンパク質，脂質，水溶性ビタミン，脂溶性ビタミン，ミネラル
こららが消化される機関。
小腸は6〜7mあると言われ、小腸→空腸→回腸 の三つから成り立ちます
その中でも十二指腸は一番短い小腸であり、
特徴としては胃に貯蔵されたものを受け入れる体制（消化吸収）が整っているので
いろんな働きがあります。
・十二指腸の働き
胃から送られてくる内容物には胃酸をまとった酸性が強いものなので
腸が酸でやられないように、アルカリ性の粘液を出して中和します
なので
ここでわかること、十二指腸が正常でないと胃酸でやられてしますので、
十二指腸炎になってしまします。なので腸炎で多いのは十二指腸炎ですね。
・各臓器との繋がり
十二指腸は各臓器との繋がりがある臓器で
胆のう、膵臓 との繋がりがあります。
それぞれ
胆のうからは胆汁酸（中性脂肪を分解吸収しやすくする）
膵臓からは膵液（糖質、タンパク質、脂質の分解）
を十二指腸へ送ってもらい、一気に消化を進めていきます。
さてここで
十二指腸に繋がる臓器の胆のう、膵臓が出てきました。
この子達にもフォーカスを当てましょう。
・胆のう
胆のうとは胆汁酸を蓄えているところであり、
その胆汁酸は肝臓から作られています。
しかも
胆汁酸はコレステロールをもとに肝臓で作られているので
コレステロール値が低い→胆汁酸の減少→脂溶性栄養素の消化不良
ということになってくるので、
総コレステロール値が低すぎることも消化に影響をきたします
血液検査数値の総コレステロール値が120mg/dL以下 の人は
貧血、低栄養、ガン、消化吸収不良
というリスクがあります。
・膵臓
膵臓から分泌される膵液には三大栄養素全ての消化に関連するため
膵臓の機能低下により
腹痛、下痢、食欲不振、消化不良
のリスクがあります。
というわけで
十二指腸はその他臓器との関わりもある腸なので
その他臓器にも目を向けてあげないと
腸としての役割が全うできなくなることが分かりますね。
ワタシ十二指腸が悪いわ〜
なんて自覚は、なかなかできませんが
このようなことを知れると血液検査の結果から
どこを改善すると良いのか。なにを気をつければ良いのか。
ということもわかってきますよね。
いやー今回もそれなりにマニアックでしたね！
ついてきてくださり、ありがとうございます。
近いうちに血液検査結果からみる食事療法
なんてご紹介できればと思います。
おつかれさまでした。
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