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山陽バスと四季の旅

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坂と海の街・垂水を行く山陽バス。 黄色いバスが四季折々の風景の中を行く姿をカメラに収めた内容をまとめました。
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#山陽電車

【山陽バス】海神社秋祭り2024年

播州の秋を彩るのが地域それぞれの秋祭りです。10月に入ると姫路から垂水まで各地で秋祭りが始まります。10月12日に立ち寄った垂水で海神社の秋祭りを見てきましたのでご紹介します。 “播州の秋祭り”の東端は垂水・海神社の秋祭り 山陽垂水駅前は熱気に包まれていました。 秋晴れの空の下、垂水駅バスターミナルの前を神輿が行きます。ちょうど、山陽バスの1・4・2系統が続けて発車するところ。バスを優先させるために、神輿はバスターミナルの前で小休止です。 威勢の良い掛け声とともにゆっく

【山陽バス】朝霧駅前にて55系統を眺めて

山陽バスの垂水・舞子・明石エリアは大半の系統が単区の均一運賃ですが、例外的に55系統伊川谷高校線は多区間制運賃となっています。しかし、2024年10月1日の運賃改定で単区の均一運賃となりました。運賃改定を間近に控えた9月に朝霧駅前を訪ねてみましたのでご紹介します。 朝霧駅前に到着した山陽バスの5436A。ほとんどの系統が単区の垂水・舞子・明石エリアでは珍しく、55系統伊川谷高校線は多区間制運賃です。方向幕には「整理券方式」の表示があります。 明石海峡を見下ろす朝霧駅前バス

【山陽バス】百日紅の咲く垂水東口にて

中国原産の百日紅は真夏に鮮やかな花を咲かせて暑さに疲れた心を癒してくれるようです。百日紅の花が美しい垂水東口を訪ねてみましたので、ご紹介します。 夏の日差しがギラギラと降り注ぐ山陽垂水駅に直通特急が到着しました。車両からポタポタと滴り落ちる水滴、車内はきっと冷房がよく効いているのでしょうね。 垂水区役所の山側にある垂水東口バスターミナルおりばに山陽バスの23系統のバスが到着しました。おりばの周りでは今年も百日紅の花がきれいに咲いています。 山陽バスと垂水東口バスターミナ

スルッとKANSAIバスまつり2024(1)フロントマスク(山陽バス)

2024年4月23日、スルッとKANSAI協議会と各バス事業者より6月9日に梅小路公園にて「第24回スルッとKANSAIバスまつり」を開催すると発表されました。今回は5年ぶりに事前応募なしでの実施となり、盛り上がることが期待されています。開催までの様々なPRについてご紹介します。 垂水東口バスターミナルに名谷駅からのバスが到着しました。ゴールデンウィークの祝日、停まっている57系統のバスには日の丸が掲げられています。 2024年の「スルッとKANSAIバスまつり」は京都の

【山陽バス】白色LED方向幕車登場

かつては発色できる色が限られていたLEDですが、青色LEDの開発によりフルカラー化が進み、バスの方向幕もかつてのオレンジ一色からフルカラーや白色のものが登場するようになりました。これまでオレンジのLED方向幕のみだった山陽バスにも2023年度、ついに白色LEDの車両が登場しましたので、垂水駅へ見に行ってきました。 夕日の垂水駅に停まっていたのは山陽バス初の白色LED方向幕車の1両となった5397Aです。オレンジLEDの車両ばかりの中の白色LEDはよく目立ちますし、西日を浴び

【山陽バス】さよなら山陽バス名谷サービスセンター

神戸市では須磨ニュータウンの中心の名谷駅で新たな商業施設の整備や既存の駅ビルのリニューアルといった事業が進められています。2023年6月30日にはその第一期となる商業施設「tete名谷」の北ゾーンがオープンします。それに先立って、既存の駅ビル2階は閉鎖されることとなり、この2階にあった山陽バス名谷サービスセンターは6月27日をもって営業を終了することとなりました。 23年の歴史に幕を閉じることとなった名谷サービスセンターを訪ねてきましたのでご紹介します。 巨大な壁画が印象的

【山陽バス】垂水明石1dayチケット・垂水姫路1dayチケット

2023年3月1日からICOCAで山陽電車を利用するとポイントが付与される「山陽電車 ポイント還元サービス」が開始されました。同一区間の利用回数に対してポイントが付与される便利なサービスが開始され、さらに4月1日からは2024年3月31日までの期間限定で山陽垂水駅・舞子公園駅で山陽電車と山陽バスを乗り継ぐとポイントが付与される「鉄道-山陽バス乗り継ぎポイント」も開始されました。その一方で、回数券や回数カード、一部の企画乗車券(「垂水舞子1dayチケット」(三宮版・阪神版)、「

【山陽バス】須磨周遊バス一周の旅

2023年3月31日より、神戸市と山陽電車との連携プロジェクトの一環として須磨エリアにおける回遊性向上を目的に「須磨周遊バス」の運行が開始されました。桜の散りかけた頃、お誘いいただき乗車してきましたのでご紹介します。 桜の花びらの舞う須磨浦公園駅のロータリーに黄色い山陽バスがやって来ました。「須磨周遊バス」のエルガミオです。貸切用途となった4523Bで、以前はマリンピア神戸の無料シャトルバスなどで運用されていました 名残の桜と大阪湾を眺めながら発車時間を待つ山陽バス。須磨

【山陽バス】三井アウトレットパーク・マリンピア神戸一時閉館

1999年10月に垂水漁港の西側の埋め立て地にオープンした三井アウトレットパーク・マリンピア神戸(開業当時はマリンピア神戸ポルトバザール)は多くの買い物客を集めるスポットとして親しまれてきましたが、2023年1月15日をもって一時閉館し、2025年に再オープンすることが発表されました。 マリンピア神戸へは山陽バスの運行する無料シャトルバスがありましたが、こちらも1月15日で運行休止となります。 2023年の年明けのある日、マリンピア神戸を訪ねてみました。 雲に霞む明石海峡大