なし崩し



2022年04月27日07時08分

政府が26日決定した物価高騰対策には、国会の議決を経ずに政府の判断で使用できる予備費から1.5兆円支出することが盛り込まれた。使用した分は2022年度補正予算案で補充し、新型コロナウイルス対策の予備費は原油高対策などにも使用できるよう「衣替え」する。予備費の使途が拡大され、夏の参院選を控えて財政規律は一段と緩んでいる。
大幅拡充、ゆがむ価格 ガソリン補助金、出口見えず 2 22年度当初予算では、コロナ予備費を5兆円、自然災害など不測の事態に備えた一般予備費を5000億円それぞれ計上。今回の支出後も両予備費は当初の水準を確保する。
 岸田文雄首相は26日の記者会見で、予備費の補充について「さらなる状況悪化など、いかなる事態が生じても迅速に対応できる」と強調。内閣府幹部は使途拡大に関し「コロナと物価高騰の両方の影響を受けており、機動的に対応する」と説明する。
 ただ、国会審議を経ない予備費への依存には財政民主主義の観点から懸念の声が出ている。第一生命経済研究所の星野卓也主任エコノミストは、コロナ予備費については「経験がないパンデミック(世界的大流行)への対応で正当性があった」と理解を示しつつ、「今後の予備費の運用方法ではコンセンサスが必要だ」と語る。
 一橋大の佐藤主光教授(財政学)は「コロナ対策として予備費を積んだのに、感染収束が見通せない中で使途を変更していいのか」と指摘。「有効な支出だったのか事後的な検証が必要だ」と無駄遣いのチェックを求めている。



西村圭史2022年8月26日 10時37分

政府は26日、銃で撃たれて殺害された安倍晋三元首相の「国葬」の費用について、予備費から2億4940万円を支出することを閣議決定した。参列者は最大で6千人程度を想定。会場の日本武道館東京都千代田区)の借り上げなどに使う。各省庁などに弔意表明を求める閣議了解は見送った。
 閣議決定した費用には、会場設営などに2億1千万円、会場の借り上げ料などに3千万円が盛り込まれた。ただ、国内外の要人の警備費用などは含まれておらず、既存の予算から支出する。一般献花も実施し、日本武道館とは別の場所に献花台を設ける。
 国葬は9月27日を予定しており、岸田文雄首相が葬儀委員長を務める。無宗教形式で「簡素、厳粛に行う」(松野博一官房長官)としている。
 元首相の国葬は1967年の…


国会による承認も得ない予備費はやはり許されないでしょう

コロナ対策とか言う名目も有名無実かしているわけだから

予備費は明らかにダメでしょダメ

しかし節操のない連中だよな


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?