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すべてを今決めなくていい。今見ている世界は狭い。

今すぐ決めなきゃいけないことは本当はそんなにない。決めなくていい。今見えているのは狭い世界だから、その少ない選択肢から無理やり選ばなくていいし、選んだとしても後で変えること前提でいいと思う。狭い世界から一歩外側に出てみれば別の地平が見える。選択肢が増えたり広がったりするだけじゃなくて、今あるものが「何なのか」、別の角度から見えてくる。別の意味が加わる。

それは見える色が一つ増えるようなもの、
サイレントだった映像から声も音も聞こえてくるようなものなんだ。

自分が見えてなかったもの、聞こえてなかったものを探してみてからでも遅くない。それが見えてる人、聞こえてる人の、話を聞いてからでも遅くない。何もかも、決めるのはそれからでも遅くない。

勉強するのは今いる世界の一歩外側があると知るためだと思う。

勉強っていうと、結局大量で正確な記憶を要求されてるだけだったり、ああやって書きなさいこうやって解きなさいって一から十までなぞるだけだったりして、嫌になっちゃうんだけど、それすらも、
外側から見るとどうしてそうなってるのかが分かる。

そんな勉強くだらない、ついていけない、他のことをしたいと思うならそれでもいいと思う。でも狭い世界の内側で世界がそれで終わりだと思い込んで、もうどこにも何も見に行かないのなら、世界は今見ている狭い世界のままなんだよね。

世界は多分どこまで行っても外側に広がっている。
もう一つ向こうの地平がある世界をぼくは見たい。だから、今日も一歩だけ外に出てみる。


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