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私のトレードマークは「物語」かもしれない


トレードマーク、について考えていた。


自分のトレードマーク、これが私のスタイルだと言えるようなファッションアイテムとかって何があるのかなと。


ひとつはたぶん、「マリンカラー」なんだと思う。

赤×ネイビー、赤×白、青×白、イエロー×青といった、爽やかで鮮やかなマリンカラーが好き。
似合う似合わないに関わらず問答無用で好きなので、身につけているだけでご機嫌になれる。


ただ、いつもマリンカラーがないとだめなのかというと、そうではない。

モノトーンでまとめたシックなスタイルにゴールドのアクセサリーをきらっとつけるのも好きだし、最近なぜか妙に気になる「シアーワンピース」や「チュールスカート」はいずれも黒で、マリンカラーは一切関係ない。


そこで、ちょっと考えてみた。

私にとってもうひとつのトレードマークとなるスタイルは、「物語」かもしれない、と。


シアーワンピースやチュールスカートがふわりと揺れる様子から連想されるイメージは、「劇場」。

舞台の上で舞う踊り子、ビロード張りの赤い廊下を優雅に歩く女優、ゆったりと観客席に腰掛けるエレガントな女性。

なぜかそういう、オペラ座みたいな空想の劇場のイメージが浮かぶのだ。


あと、何年か前にアクセサリーショップで出会った、骨のピアス。

本物の魚の骨を着色して作ったピアスと書いてあって、それにものすごく惹かれた。

私はピアスをつけないので友人へのプレゼントとして購入したのだけど、今思えば、私はあのピアスがかなり好きだった。

元の骨の質感が残っている感じ。
着色されたブルーの色の、海のような鮮やかさ。

白いシャツにこのピアスを合わせたら、きっと海そのものを身に着けているような心地になれるだろうと思ったのだ。


そういう「物語」が、私にとってはかなり重要なキーワードなのかもしれない。

劇場の空気を身にまとったり、海を身に着けたり、してみたい。


2024年のワードローブは、「マリン」と「物語」をテーマに構成してみよう。


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