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戦いすんで日が暮れて、今はただただ呆けて、それでいい

今年度の中学入試も7日をもって
ほぼ終了、母たち、お疲れさま~!
解放感に酔いしれている母はそのまま
如月の春を満喫オッケー!
楽しんでください。

でもね、圧倒的多数の母がブルーな
感じだと思う。

なんせね、自分史上、最高にしんどい
1週間だったわけよ。
これは寄る年波にはきついよ。
中学受験は母の体には本当に悪いからね。

「なんで、こんな結果?」
「私のせいだ・・・」
「もう何もしたくない・・・」
「何も考えられない・・・」

気持ちは沈みっぱなしで、何もする気に
なれないことの方が普通だよね。

気付くと涙が流れているとか
溜息ばかりついているとか
こともあろうに、我が子に向かって
暴言を吐いちゃったりね。

傷が深いからね、癒えるには時間がかかる。

私はね、こんな時は無理にどうこうしない
方がいいと思ってるんだよ~。

人はさ、言ってくると思う。

「前を向いて!」とか
「明けない夜はない」とか
「お子さんの頑張りを認めてあげて!」
「ご縁があるところが最高の場所」

うんうん。それが正論で、正しいと思う。
でもね~、難しい。

気持ちって自分のものだけど、自分の
コントロール下には置けないことって
あるじゃん?

そういう時はさ、無理しないで丸くなって
いるのがいいと思うんだよね。

イメージとしては、穴を掘って籠る感じ。

思考を無理に明るくさせるんじゃなくてね
暗いなら、そのままの気持ちを受け入れる
っていうのかな。

物理的には、飯も作らないといけないし
洗濯も必須だし、子どもを学校に送り
出さないといけないし、中学進学への準備
もなんやかやとあるから、ひっそりと
冬眠を続けることは出来ないんだけどね。

私はさ、もうどうしようもない気持ちで
収まり付かない場合は呪っていいと思う。

「ウチの子を入れてくれない学校なんて
潰れちまえ!」でいいよね。

これからさ、何年も道すがらによ
憧れの学校の制服着た子を見るたびに
こころがうずく。
この「うずき」って言語化できない
ものなんだけど、こころが痛いのよね。

でもね、本当に薄皮をめくるように
ちょっとずつ、ちょっとずつ癒えてくる。

あと数か月したら、あなた、もっと大変よ。

今の痛みの上に、新しい場所での悩みが
加わって、二重苦ね。

その内に、新しい悩みにこころが占拠されて
古い痛みがこころにいる場所がなくなって
くるのよ。こころのスペースって決まって
いるからね。

そうやって、人生は悩みを次々と開拓
しているようなものだよね~。

母であれば、その悩みや不安は増幅よ。
多分、そういう風にDNAのプログラムが
組まれてる。子ども、大事だもん。
守りたいのに、守り切れないから
悩みが深くなるのよね。

多分、今の痛みは守り切れなかった
ことへの哀しみが大きいやね。

でもね、今は呆けていていいと思う。

新しい悩みは多分、すぐにやってくるから。
今は先週の結果の余韻に浸りながら
涙色の世界をボーっと見てなね。


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