マジでどんどん出てこなくなるのやめてください

本当に夢に出てくる率が下がっている。
見てても私が覚えてないだけならいいけども…いやよくないの、覚えておきたいのですよ。
そんなわけでまた覚えてる分だけ妹の夢。

そのいち
「謎の花束」
夢の中で観光地のようなところにいる私。
妹は出てこない。
前回の夢でも出てこなくて間接的に向こうの世界の人から妹の様子を聞かされるだけだった。
今回もそんな感じなのだけど、前回の人と比べたらよろしくない感じの人だった。

夢の中で私に「ドライフラワーの花束」を売ろうとしてくる人がいる。
とても変わった花を使った特別な花束で
三種類あってそれぞれ「過去・現在・未来」を変えられるものらしい。
どれでも好きなものを売ってくれるという。
でも、例えば過去を変えられるものを選んだとして
現実に妹がなった病気は現代の医療ではどうすることもできないもので、そりゃ違う治療方法や終末の時期がわかっているのだからもっと旅行に行かせようとかできるだろうけど、おそらく慌てさせるだけで大してプラスにもしてやれない。
現在なんてなにを変えてもらったって妹がいないのになにが良くなっても悪くなっても微小な変化でしかないし
未来なんて「変えましたよー」って言われても変わらなかった未来見てないから知らないし。
だから素直に「必要ないです」とお断りした。

私はその人から離れて、内縁の夫に花束の件を報告する。
「そいつはだめな商売だ。そいつと取引きしちゃいけない」
と、花束の売人を追っ払ってくれた。

そのドライフラワーの元になった「変わった花」は思い出や記憶を栄養にして咲く花だったらしく、それを売って変わるのは、ただ妹も喪失も忘れた私の目から見える世界だけだ。

ばかばかしいですよ、それを忘れたくないから夢に見ようとしてるのに。
誰が売るか、過去でも現在でも未来でも。


そのに
「おまえが忘れるんかい」

その日の夢は、なんとついに久しぶりに妹が出てきた。
どこかカフェで二人でお茶をしている。
現実に妹は喫茶店やコーヒーが好きで、一緒に豆を買いに行ったりしていた。
私は夢とわかっているのかいないのか、とにかく久しぶりに出てきたことをとても喜んで話をしていて、
…するとちょっとかみ合わない。
よく聞いてると、この妹くんは自分が死んでいることを忘れているようで
私は妹と話を合わせながら
「いかん、コレ死んでること気づかれたらまたしばらく顔出さなくなるかも!」
と考え、バレないように話すことに全力を尽くしはじめる。

このあともしばらく夢の続きを見たような気もするのだけどふんわりしてしまってもう思い出せない。

もう気づいてても忘れててもなんでもいいので気が向いたらまたきてください。
だってこれ以降記憶に残る中では出てきてくれてないですし。

■□

なんとなくですが、わかってないようなきがするんですよね
私自身が


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