マーダーミステリー気づき⑦ -中国のマダミスレビュー-
*自作マーダーミステリー絶賛公開中! 宜しければ遊んでね!(宣伝)
ーー今までのあらすじ。マダミスの本場が中国で、数がたくさん出ているのであれば、その中に理想のマダミスがあるのではないか、そう思った私は中国マダミスを多数購入することに決めたのでした。
ノリは軽いですが、なんか色々やってます。せっかくなので勢いだけで何をやらかしたのか、過程も記載します。
まず購入基準をお話します。中国語で「謀殺之謎」(マーダーミステリー)「剧本杀」(スクリプトキル)のどちらかが名前に入っている商品です。
商品購入手段はAmazonとタオバオ(代行店経由)です。
たとえばAmazonなら以下のような商品名です。
他に商品を購入する基準の決め手は4つ、「Amazonで手に入れやすいマダミス」、「タオバオで自分の好みっぽいものをパッケージやあらすじやキャラ一覧を見て決めたマダミス」、「中国のレビューサイトを見てなんとなく評判の高そうなマダミス」、「独自のツテで仲良くなった中国人(若者)のプレイヤー目線でオススメするマダミス」です。
1.Amazonで手に入りやすいマダミス
以下です。他にもあるかもしれませんが私にはわかりませんでした。
1万以下で約4作品、中国マダミスを買えます。安い!
ちなみにWEBに表示されているパッケージ画像と実際に届いたパッケージはまったく異なります。届いたときにびっくりしました! 正しいのを載せてほしい!
2.タオバオで自分の好みっぽいものをパッケージやあらすじやキャラ一覧を見て決めたマダミス
そのままです。
タオバオそのまま使うのは不安だったので代行業者を使っています。
検索バーを「中国語」にして、検索キーワードを「謀殺之謎 剧本杀」にしています。
検索結果から画像を見てクリックし、中身のあらすじを翻訳機とにらめっこしながら何となく良さそうなものを買います。商品タイトルに色々なマダミスのジャンル・内容・要素がわかるようなキーワードが入っているので、それも見つつ、最終的にはコンポーネントが可愛らしく日本であまり見かけないものを買ったと思います。(全部で8作品、買いました)
※例:「クトゥルフ系・ファンタジー・戦国時代『真田幸村は幽世の宿で空ろな夢を呟く』陣営型・脱出要素・推理」みたいな感じだと思います…
前回のnote記事で中国でいう『派閥陣営タイプ』を紹介しましたが私もこのタイプが気になるので、こちらも実はちゃんと購入してます。
中国でこのタイプのマダミスを選ぶのは、実はすごい簡単です。検索ワードに『派閥陣営タイプ』を表す中国語『阵营』を追加するだけです。
すると以下のリンクのように、そのタイプのマダミスが検索結果に表示されます。なんて親切仕様! 選びたいほうだい! ていうかそれでも数が多すぎる!
前回のnote記事でもお話したのですが中国はまたある程度の要素が事前にわかったところで面白さが損なわれない、ネタバレ強度の強い作品として最初から作られているのでしょう(これは実際、中国マダミスの中身を見てもそう思いました。今回、一作品レビューするので、それを見てもその一端が理解できると思います)それと同時に中国ではとにかく作品数が多いため、少しでも需要のある客層にマッチして、その人に購入してもらうために工夫をしているのだと思います。『多少のネタバレなど問題ないシナリオ構造』、『数多い作品の中埋もれるよりはとにかく欲しがっているお客様に手にとってもらう工夫を重視』(というかそうでもしないと数が多すぎて売れないから、売るためには、他の作品を出し抜くためにはそうするしかないのでは…)、それが中国マダミスの特徴だと個人的には思ってます。様々な要素を複合的に絡めることでネタバレ強度を強くしているんだろうなあと思いました(というかそうでもしないと以下略)。(日本もネタバレ強度の強い作品出てくれないかなあ~無理かなあ~、しばらく無理でしょうね。中国とは文化も状況も違いすぎますし)
ーーさて検索結果一覧を見てると、先程Amazonで買った作品がより安く手に入りそうな気配がしますが見なかったことにします。ここに代行費用と運用費が入ってきますしね。深く考えたら損をしたような気持ちになって負けです。
ちなみに個人で購入した場合、コロナの影響もあり届くまでかなりの日数がかかるようです。QAには3~7日と書いてありましたが、どうやらそれは商用利用に限ってのことで個人輸入は時期不明のようです。馬鹿な……いつ手元に届くのか……一ヶ月~二ヶ月くらいは見たほうがよさそうです。(本当に……届くのか……? 届いてほしい……いや、届くはずだ……)
3.中国のレビューサイトを見てなんとなく評判の高そうなマダミス
私の味方MMPフォーラムです。最近はここの初心者掲示板を翻訳しながら読むのが趣味です。最近の疑問は格差のあるキャラになってしまった場合、その配役は醤油と翻訳されていることです。なぜ醤油なのだろう。しょっぱいから?
ここのレビューを見ながら、評判の高い作品として現代もので本格推理っぽいものを選びました。なぜ現代ものかというと、現時点で届いた中国マダミスの内容を読んでファンタジー系の危うさを直感で感じ取ったからです。あと正直、そろそろ自作マダミスとして現代本格推理ものを創りたいという気持ちもあったからです。追い求めている理想のマダミスはファンタジーではなく現代という舞台にあるのではないか。そう感じ取りつつ、2作品ほど購入したのでした。
4.独自のツテで仲良くなった中国人(若者)のプレイヤー目線でオススメするマダミス
中国人の目線で選んだマダミスを買う必要があるなと何となく思いました。結局日本人からの聞いた中国の話だと、どういうバイアスのかかっている中国人からのソースなのかハッキリしない限り、どこまでどのように判断していいかわからないからです。(たとえば店舗の人がソースなら、店舗視点なんだろうなとはわかりますが、そうはいっても中国の話をする日本人の口から、そのソース元がどういう人なのかまで情報が出ることは少ないのです)
そこで独自のツテで仲良くなった中国人の方に直接、中国のマーダーミステリーのオススメシナリオについて聞いてみることにしました。この方とは英語でやり取りしています。ありがとう、Google先生。
若い世代+プレイヤー目線+中国人目線というバイアスかかった観点ではありますが、面白いと思うシナリオをオススメしてくれるらしいのでワクワクしながら待つことにします。どんなのが来るのだろう!
さて、あとは肝心要のカメラ翻訳機。こちらは以下を使うことにしました。
私のスマホと同じARROWSだということ、日本のメーカーで説明書が日本語で書かれてそうで安心だということ、何かあった場合は知ってるメーカーに問い合わせることができると思ったこと、実際は中国製らしいので中国語の翻訳は問題なさそうと思ったこと、オフラインでもカメラ翻訳可能だということ、などなどが理由です。比較的、安価であったことも決め手です。15,000円くらいで買いました。お金を出せるならポケットトークSが一番良さそうです。安さを求めるならTAKUMI JAPAN KAZUNA eTalk 5でもいいかもしれませんね。
そして今回、Amazonで手に入りやすいマダミスの中から、レビューする作品はこれです!
*『夜の伝説』
こちらをコンポーネントの内容込みで分解しつつ、レビューしていこうかと思います。ちなみに実際に遊んだわけではありません。(実際に遊ぼうと思っている作品については絶賛翻訳中です。間に合ってほしい……)
さて、がっつりネタバレをするので、これ以降は有料にします。きちんと正気に戻ってくれそうな価格の300円です。また、たとえばさすがにこの費用なら、悪意や敵意(そんな方、そもそも最初からいないと思いますが)を持って有料記事の内容を引用し、悪用する方は出てこないんじゃないかなとも思います(そもそも以下略いないと思いますが・2回目)。また私独自の考えが今までよりも色濃く出てくる内容になっていますので、今までの記事で違和感を覚えた場合も気をつけたほうがいいかと思います。お金を稼ぐというよりは、ワンクッションを置いて、諸々自衛のため有料記事にさせていただければと思います。大変申し訳ありません。
それではレビューを始めたいと思います。
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