卵巣腫瘍

半年前ふと思い立って、31歳で人生で初めての「婦人科検診」に行った。
元々生理痛が重いのもあって、何かおかしいんじゃないかな〜と思っていたのもある。
超音波検査だけやるつもりだったけど、看護師に勧められてついでにがん検診もやってみた。
がん検診は、痛かった、、、すごい顔になってたと思う。
あの看護師「そんなに痛くないですよ〜」とか言ってたのに嘘つき・・・って一瞬恨んだ。

そして続いて超音波検査〜
あれ?右側の卵巣が見えませんね???
まあ、食べた後とかは腸が膨れていて、卵巣が腸に隠れて見えないこともあるので心配ないと思いますが〜また3ヶ月後ぐらいに念のため、再検査にきてください って感じで終わった。

そのまま病院を出たわけだけど、なんか胸騒ぎがして、友達に「私病気かも・・・寿命短いかも・・・」ってめちゃくちゃ心配かけそうなLINEを送った(笑)

確かに、生理痛の時右の下腹部がよく痛くなるのもあるから、多分何かあるんだろうな、って直感的に思った。

それからは1週間ぐらい不安でいっぱいだったけど、そのうち気にならなくなり、社畜生活を送りながら気付いたら4ヶ月くらい経ってた・・・。
たまに右の卵巣について思い出したけど、多分腸のせいだろうな〜と時間が経つにつれ、段々気にしなくなっていった。(恐らく現実逃避してた)

でも「異常なし」って言われて楽になりたかったからやっぱり思い立って再検査に行った。
そしたら、前回と違う先生が検査してくれた。超音波とか触診とかやりながら・・・「あ、これ腫瘍っぽいですね」って言われたときはなんとなくやっぱりなって思った。
自分の身体のことを1番知ってるのって、自分だし直感って当たるな・・・。

翌週、紹介された大学病院に行ってMRIを受けたら、やっぱり腫瘍だったことが判明。半径5cmぐらい。意外と大きい。

そしてまた後日、検査した病院に行って説明を受けることに。
「多分良性だと思うけど〜」と言われたんだけど、私の心の中は「多分!!!???」って逆に心配になった。
手術して摘出して検査するまで良性か悪性かははっきりわからないらしい。

ひたすら不安で、母に話したらよく分からん女王蜂のエキスみたいなのを買って来て(めっちゃ高かったらしい)これでがんが小さくなった親戚がいるから飲めと言われ・・・
なんか怪しいから飲まなかったけど。

不安になりながら「人生ってなにがあるかわからんな〜今を楽しまなきゃ」ってつくづく痛感したよ。
こんなに「今を生きなきゃ」って思ったのは今回が初めてだったかも。
"Everything has reason"「起こったこと全てに理由がある」っていうから、今回のことも何かを気づかせてくれるための出来事だったのかな、

時間と共に自分の身体に起こっている事を受け入れて、そして少しポジティブに考えることができた。



続く

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