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(文明堂の♪)買い物3分、スマホは10分、時給に直せばほぼ0円

 6代目三遊亭円楽師匠がお亡くなりになって久しくなります。
 円楽師匠が笑点でよく仰っていた枕に、
「病院の待ち時間は3時間、診察は3分」
 というのがございまして、世の中を揶揄した円楽師匠らしいセリフですが、私も言っていいですか?

 私見ではございますが、学生時代や社会人になってからも、優秀な人間とそうでない人間のバロメーターの一つに忙しさがあると思っています。
 優秀な方が忙しくて、そうでない方が時間にゆとりがあります。
 ん? 逆じゃないかって? 優秀な人間は合理的だし、不労所得で悠々自適。そうでない方は効率は悪いし、貧乏暇なしって言うではないかと。
 勿論、一理ありますとも。しかし、優秀な人間は人気があるので、どこに行っても引っ張りだこで、同じ場所にいつまでも居させてはもらえないのです。
 それに引き換えそうでない方は、時間に余裕があるので隙あればすぐスマホをいじります。
 
 私はあるドラッグストアの前で缶コーヒーを飲みながら一息ついていました。時間は平日の14時ごろ。
 40歳くらいの女性がママチャリでやってきて、私の隣に横付けました。
 それからお店に入らずスマホを取り出し、何やらいじくり始めること約10分。(えっ? 買い物に来たんでしょ?)
 指先を見ている限りだと、おそらくメールかLINEを打っていると推測。
 ようやく納得がいったのか、隣の私の視線が気になったのかスマホをしまい、お店に入っていきます。
 そしてあっという間にお店から出てきました。体感的には3分弱。スマホより早っ!
 本来は3分で片付いた作業に都合13分。これで時間が足りないだの、忙しいだの言われてもね〜・・・。(この女性が普段から言っているかは知りませんが)
 ママチャリに再び跨り帰ろうとした女性と目が合いましたが、その時にテレパシーを受信しました。
「何見てんだよ無能!」



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