見出し画像

現代は三顧の礼では遅すぎます

 「三国志演義」の名シーンの1つに三顧の礼があります。
 当時は無名の諸葛亮孔明を一国の主、劉備玄徳が3回訪ねに行って仲間に迎えるというエピソードです。

 しかし今はスピード社会でございます。
 私の経験則になりますが、1回断られたら縁が無いと思って、さっさと次へ行った方が人生得のように思います。
 同じ会社の同じ仕事に、4回面接に行っては落ち続け、5回目でやっと働かせてもらった事がありますが、実際の仕事の内容は期待していたほどでもなかった上に、過去の面接で私を不採用にしていた方と廊下ですれ違った時に、
(えっ? なんで俺が散々落としてやったあいつが、ここにいるの?)
 という顔をされました。(採用された時の面接官は別の方で、しかも面接中に採用決定。その会社では基本即決らしく、後日結果をお知らせしますは不採用だと教えてもらい、不採用だった事より無駄に自宅で採用されるかもしれないと、躍らされていた事にムカッとしました)

 運を研究されている方たちが調べ上げた幸運の方程式にも、

 幸運= (行動 × 多様 + 察知) ×回復

 というものがありまして、いつまでも同じ所で立ち止まっているのは、人生の無駄にございます。
「だって〜、本当は気があるんだけど、1回でOKしたら軽い人間に思われちゃうから、1回断って焦らすんだ」
 というのが女心だと学生時代に読んだ恋愛マニュアルに書いてありました。
 そういう人には「一期一会」の精神を学べる茶道をお薦めします。
 私も茶道を習いに通っていました。カルチャースクールでしたので、同じ生徒さんと数十回も会いましたけど。


※幸運の方程式の解説

行動: 積極的に行動し、多くの人と交流し、新しい経験をすることで、良い偶然に出会う機会を増やせます。

多様: 好奇心を持ち、自分の興味や関心を広げることで、予期せぬ発見や発想を得られます。

察知: 視野を広げ、細かいことにも気づくことで、チャンスを見逃しにくくなります。

回復: 失敗や挫折にもめげず、ポジティブに考え、次の行動に移ることで、運気を回復させます。

心理学者 リチャード・ワイズマン



⬇TOPページはこちら⬇


楽しい一時を過ごされたとお感じになられましたら、チップを残して頂けると幸いです。 (If you feel like you had a great time, I would appreciate it if you could leave a tip.)