老化か成長か？

　人間の身体には成長ホルモンが流れていまして、成長期の間はぐんぐん身体が大きくなり、大人になっても身体を維持するためには不可欠なものです。
　しかし加齢と共に少しずつ減少していきます。

　以前、自宅から徒歩２２、３分の所にあるセブンイレブンでお昼ご飯を買いました。
　その時に買ったアメリカンドッグのケチャップをもらい忘れた事に自宅に帰ってから気づき、もう一度取りにセブンイレブンまで歩いて往復した事がございます。
　そして最近、自宅から徒歩３０分くらいのファミリーマートで買ったお弁当を店内の電子レンジで温めた際に、お弁当から取り外したタレをお店に置き忘れて帰ってきてしまいました。

　ですが今回はもう一度取りには戻りませんでした。
　これは家の調味料でも代用できるのに、時間と体力を費やしてまで取りに行く必要はないと学習ができた成長の証か、はたまた取りに行くのが億劫と感じて身体が反応できないほど老化してしまったのか？

　もちろん件くだんのアメリカンドッグの時も、ケチャップが無いくらいで食べられない訳もなく、お店での確認を見落とした自分への戒めも込めて取りに行きました。
　しかし今回のお弁当は、自分のミスにも関わらず取りに戻りませんでした。

　もう一度問います。これは老化か成長か？
　過去のどの時代の自分よりも知能も体力も現在の自分が上回っていれば成長、衰えていれば老化。
　今この記事を書いている瞬間の私は、２０歳の頃と比べると老いたな〜っという自覚はあります。
　ただ勉強も運動も２０歳のころよりも活動量を増やせるだけの時間的余裕を今現在与えてもらえるならば、過去一の人間になれる自信はあります。
　どんだけぐーたらに過ごして青春時代を無駄にしてきた事か…。

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