『孤独』 谷川俊太郎
この孤独は誰にも
邪魔されたくない
と思った森の中のひとりの午後
そのひとときを支えてくれる
いくつもの顔が浮かんだ
今はここにいて欲しくない
でもいつもそこにいて欲しい
いてくれるだけでいい
いてくれていると信じたい
嫌われているとしても
嫌われることでひとりではない
忘れられているとしても
私は忘れない
孤独はひとりではない
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