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CHANEL 『SYCOMORE』

「香水をつけない女に未来はない」

ココ•シャネルが残した言葉ですが、私も香水が大好き。ただいつも同じ香りはイメージが固定されてしまうのでつけません。

仕事の時、友達と会う時、夜の外出のとき...香りの種類だけでなく、TPOに合わせて、付ける場所も量も変えています。もちろんお寿司を食べる時や、ワイン会、観劇の時は何も付けず、イベントが終わった後にお化粧室でこっそり付けたりします(笑)

香水ジプシーな私ですが、一昨年の暮れ久しぶりに衝撃的なパルファンに出会いました。

CHANEL 『SYCOMORE』

トップノートは、慣れない人は「え?」と驚く、根っこや燻しの焦げたような香り。
小さい頃の焚き木の情景が鮮烈に蘇ります。

ミドルからラストにかけては、大地に包まれているような温かく極上のウッディーな香りが瞑想に誘います。
包容力ある母性さえ感じる香りは、この年齢でないと不釣り合いかもしれません。 

 「孤独な漂泊した心を支える暖く力強い香り」と表する人もいました。

この香りは、誰かのためにではなく自分のために纏いたい香り。

でも、もしこの香りを付けている男性がいたら好きになってしまうかも…そんなユニセックスで神秘的な大人ための香水です。

最後に大好きだったヴァネッサ•パラディのCMを。


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