『時』谷川俊太郎
あなたは二匹の
うずくまる猫を憶えていて
私はすり減った石の
階段を憶えている
もう決して戻ってこないという
その事でその日は永遠へ近づき
それが私たちを傷つける
夢よりももっととらえ難い一日
その日と同じように今日
雲が動き陽がかげる
どんなに愛しても
足りなかった
ご訪問ありがとうございます。この投稿を面白いと思った方は、スキ、コメント、SNSへのシェア、サポートetcして頂けると大変励みになります。よろしくお願い致します。
あなたは二匹の
うずくまる猫を憶えていて
私はすり減った石の
階段を憶えている
もう決して戻ってこないという
その事でその日は永遠へ近づき
それが私たちを傷つける
夢よりももっととらえ難い一日
その日と同じように今日
雲が動き陽がかげる
どんなに愛しても
足りなかった
ご訪問ありがとうございます。この投稿を面白いと思った方は、スキ、コメント、SNSへのシェア、サポートetcして頂けると大変励みになります。よろしくお願い致します。