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4/28東京バレエ団 かぐや姫

金森穣✕東京バレエ 「かぐや姫」第二幕を初日に拝見してきました。

3演目上演
1番目はノイマイヤーの「スプリング・アンド・フォール」
ドヴォルザークの音楽を体で表現された作品は流れるような振り付けでとても美しい。主演の秋元康臣さんはじめ男性陣の勢いのある動きで引き付け、女性陣の美しい動きで魅せる。
とても美しくて素晴らしかった。
2番目、ロビンスの「イン・ザ・ナイト」ショパンの調べにのせ3組のカップルがそれぞれ特徴のある振り付けで踊るシンプルに美しい作品。
小技がたくさん入っていて見ていても楽しい。
衣裳がとても美しくてうっとりでした。

キャスト表

そして3番め かぐや姫第二幕。

2幕は宮廷にかぐや姫が入ってからのお話で、男性群舞がとてもかっこよくて印象的、衣裳もシンプルかつきちんとラインが出ていて素晴らしかった。
帝、胸の張り方とポーズがとてもそれらしくてぐっと引き込まれました。
かぐや姫の衣裳も玉蟲のような光り輝くオールタイツと爽やかな色の着物風上着がとてもきれい。
影姫(正室)との対象的な感じも素敵。
女官たちと影姫の黒くテカリのある衣裳もかっこよくて群舞も迫力がありました。
人間模様がもう少し伝わると良かったような気がしますが、3幕目へのつながりがどうなるのかな、と期待。
あとパ・ド・ドゥが少なく、組んで踊る場面がもうちょっとほしいなあと思いました。
しかしさすがのとても良いセンス、金森さん。衣裳も音楽も。素晴らしいです。
10月には3幕目も出来上がり続けての上演がとても楽しみです。

10月は全3幕上演

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