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からっぽの時間

発達障害の困りごとの1つに「あれどこやったっけ?」からの捜索難航ってありますよね?

私はほぼ毎日です(´;ω;`)

例えば、仕事ではデスクトップはアイコンだらけ、机の中は散らかり放題で、必要なファイルや書類や本が行方不明。

それを探すのに30分かけても見つからない。労働時間は1日8時間しかないのに本当に時間の無駄・・・

こういうのを「機会損失」って言うんでしょうね。本なんて買った方が早かったなんてこともあるくらいです。

ミヒャエル・エンデの「モモ」っていうタイトルの小説で主人公が時を盗む時間泥棒と戦う作品があるんですけど、

私なんて自分が自分の時間を泥棒しちゃってますからw

という冗談はさておき、最近はドロップボックスとかエバーノートなんて便利なもんがあるらしいですが、自分はデジタルツールは苦手なんですよね。

紙で持っておきたい派なので。データと違って、手元に置いておけばすぐに見られるのがメリットです。もっというと自分アファンタジアなので映像記憶ができないのです。そういう意味でも「すぐに」見返せるメリットはなにより大きいです。

あと自分はあれこれ悩みながら文章作ってメールを出す方なんですけど、色々情報を詰め込みすぎて、Aという質問をするだけだったのに、ついでに思い出したBやC、それからAの後に起こるであろうA’の質問なんかもメールに混ぜてしまって、相手が

「で、俺は何に答えればいいわけ?」と困ってしまうようなメールを送ってしまうこと、よくあるんです。自分こそ相手の時間を奪ってますよね・・・

さて今日は自分の時間をどうやって確保するかについて書いてみます。最近私は新しい本を数冊かったのですが、積み重なるだけで読み進めません。

「まとまった時間を作って本を読みたいな」と思うのですが、気づくとLINEでオープンチャットやってたり、Ustreamで「ウォーキングデッド」を見たりしてるんですよね💧 本当に本を読む気あるのか?みたいな。おそらく原因は発達障害あるあるの

「目先の楽しみを優先して本を読むのを先送りしている」なのは、薄々感じているんですが、これがコロナで在宅勤務が始まって1か月ずっと続いていてまずいと思っています、さすがに(;^_^A

で、昨日からタイトルのとおり「頭を空っぽにする時間」を作ることにしました。時間は毎日22時~23時の間です。この時間だけはデジタルツールを断捨離して、本を読むのに集中すると。先送りにはしないと。空っぽの頭に本の内容詰め込むだけ詰め込むつもりです!

一応三日続きました。この調子でもう少し頑張ってみようかと思っています。あたまの空っぽ状態のヒントはユングの精神世界ですね。彼は無意識の世界の重要性を説いています。

具体的には、芸術家や科学者など、創造的な仕事をする人のヒラメキは机の上で「(*・ω・)(*-ω-)(*・ω・)(*-ω-)うーん」とうなっていてもダメで、頭を空っぽにした無意識状態から生まれるみたいなんですね。ニュートンのリンゴの話(落ちるリンゴを見て地球の重力を発見する)みたいなものです。

私はフロイトやニュートンみたいな天才とは縁遠き人間ですが、アプローチはマネする価値があるかなと。外界の騒音をシャットアウトして本を読むことで自分が何に関心を持ち(執着でもいい)、どういう方面に進みたいのか(夢じゃなくてもいい)を考えてみようと思います。多分無意識のなかに答えってあるんでしょうね。ちょいと楽しみです(^▽^)/

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