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YUKIの「COSMIC BOX」って

歌詞を蠱惑的にするために使いがちな、一見それらどうしは結びつかなさそうな具体的な名詞、たとえば公園の砂場、シャベルに対しての大気圏、ロケット、コクピット、これらが野暮になることなく単語たちが生み出す感覚的な距離感が印象的なこともさることながら、その単語自体で砂場から宇宙または月っていう物理的な距離感も演出してるのがとてもいい歌詞ですねーーーーーーーーーー天の川とズル休みっていう距離感もいいしそのダイナミックさと親近感のある風景を同居させる意味で最後に夕焼けを持ってくるのも憎いですねーーーーーーメロディーとベースラインもいいけどそれ以上にいいねーーーージュディマリ好きあるある:YUKIそんな聴かない をやってもう15年ぐらい経ちますが、こういう歌詞の良さに気づく度にミュージシャンとしてのYUKIに触れていかないと損だなと思います。

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