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2PickRSL期ヴァンパイアガイド~上振れ狙い狂乱軸のすすめ~

今期の2Pickは狂乱軸のヴァンパイアで遊ぶのが楽しい。
しかし、リタマラ前提でデッキを組む点が嫌われてか、誰も解説してくれない。
しょうがないので、自分で解説記事を作成した。
この記事を読んで同好の士が増えると嬉しい。


前書き

プレイの解説が早く見たい方はPick方針まで記事を飛ばされたし。

今期の2Pickにおいて、ヴァンパイアというクラスはボルトデーモンを軸にデッキを組むと安定して強い。
それは間違いない。
しかし、安定感は競技シーンに出ないプレイヤーに本当に必要か?
アリーナの5勝やガントレットの優勝を目指すのであれば、最初から極端な上振れを前提としたPickの方が良いのではないか?
そう考えて筆者が模索したのが、本記事で解説する狂乱軸である。
想定リーサルターンが6 ~ 8 tと非常に速いのが特徴であり、理想的なデッキが組めた際の爆発力が魅力である。

ところで筆者は、攻めに重きを置いた速度感のあるデッキ構築を理想としている。
これには2つの理由がある。

1つ目が、プレイ難易度が下がることだ。
攻めのデッキ(アグロ)は自分の勝ち筋を1つ考えればよいのに対し、受けのデッキ(コントロール)は対面の無数の勝ち筋をすべてケアすることを求められる。
また、平均リーサルターンが早いと、純粋にプレイ工程が減るのでプレミの回数が少なくなりやすい。
プレイに粗の多い自覚がある筆者のような人間からすると、非常に大きな利点である。

2つ目が、相手の理不尽ムーブを受ける機会が減少することだ。
2Pickで強いデッキが組めた時に限って、相手が異様に強く理不尽ムーブに負かされる。
非常によく見る光景である。
今期だと8 tの飛躍の双剣使い連打OTKが一番理不尽を感じるだろうか。
こうした理不尽を回避するために簡単かつ頭の悪い方策がある。
「理不尽が降りかかる前に、リーサルを取ってゲームを終了させればよい」
理不尽を受けるのは、理不尽が可能なターンまでゲームをしている自分が悪いのである(暴論)。

これらの理由から、同程度のパワーを持つクラスが複数ある場合、より攻めに比重のあるクラスを上位に置いている。
RSL期については、それが狂乱軸のヴァンパイアであったという話だ。

Pick方針

金虹

狂乱軸のアグロVを組むにはルージュ&ヴェールが必須。

提示されるまでリタマラ

本記事の方針でPickすると、このカードが取れなかった場合にはデッキが紙屑と化す。
この場合、アリーナであればリタイア、ガントレットであれば相方のクラスを使うのが無難。
相手の盤面展開を一掃しながら打点を通せる、ヘドネノートリアスジェネラルが次点。
より速いターンに疾走できるヘドネが上位。

打点効率はノートリアスジェネラルを凌ぐ

その他の優先順位は
フォロワー(打点札)> フォロワー(ドロー付き)> フォロワー(その他)> スペル
打点札同士の比較は、コストあたりの打点効率が良いものを優先する。
また、他のフォロワー・スペル同士の比較は、低コストを優先する。

魅惑の狂騒曲が最優先。

ルージュ&ヴェール下で5コスト6点

次点は、水翼の悪魔ブラッドクロー杯の誘惑者の3枚。
別々に提示された場合は、横にくっついたカードの優先度で判断する。

その他の優先順位は
ブラー > 自傷カード > その他 >> マロン
同グループ内の優先順位は低コスト優先。

優先順位は
フォロワー(自傷)> 鋭利な一裂き > フォロワー(その他)(※ボルトデーモンはこの枠の最下位)> スペル >> 誘いの夢魔・ブラッドスミス
同グループ内の優先順位は低コスト優先。

つまりこのカードと悪夢の使徒が最優先カード

ニュートラル

祝祭の饗宴 > フォロワー(4コスト以下)> スペル(除去)> その他全部
同グループ内の優先順位は低コスト優先。

プレイ方針

マリガン

1コストフォロワーを全力で探す。
但し以下のカードは例外的にキープ。
先後共通:ルージュ&ヴェール
先攻:ブラッドクロー
後攻:水翼の悪魔杯の誘惑者

序盤

コスト通りにフォロワーを置いて、なるべく体力を詰める。
手札に水翼の悪魔が見えているなら、トレードは全くしなくてよい。

中盤

進化権はなるべく打点に換える。
杯の誘惑者進化は狂乱につながるので実質打点。
ヘドネノートリアスジェネラルがデッキにあるなら、1つは進化権を温存できるように立ち回る。

終盤

疾走、バーンで押し切る。

相性

Bが若干苦手。
他は全対面有利(上振れているから当然と言えば当然)。

以下余談というか戯言。

上振れデッキを求めてアリーナでリタマラするなら、0敗でリタイアするのではなく、マリガン後即リタしての1敗でリタイアすることを推奨。
みんながこれをすれば、アリーナで5勝できる確率がだいぶ変わるはず。

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