変化

節目が好きなので最近のことを書いておこうと思ってひさしぶりにnoteを開いたら、27歳の誕生日に投稿しようとしていた下書きがあった。読んでみると、9ヶ月の間に考え方がかなり変わっているのに驚いた。

最近はちいさな山ひとつ登ったような、ずっときつく閉まっていた蓋が空いたような、とにかく今までとは違う感覚がある。なぜそうなったのか分析できていないのがまた詰めが甘いのだろうなとは思う。

違う感覚とはなにかと言うと、今までなにひとつとして「わかる」という感覚になったことがなかったのに、今はそれに近いものを感じているというところ。

今までの私にとってわかることは「先が見えてしまってこわいこと（推測）」で、わからないことは「先がどこまでもあることに安心すること」だった。ちょっとわかりかけた今は、すべてわかることなんてないんだから怖がらずにどんどん進めばいいぞと思う。

最近まで、わかりたいのにわかりたくないというすごく矛盾した考え方をしていた。今日上司と話していて、そりゃあわからないほうが気楽だもんなあとしみじみ思うなどとした。ちょっと大人になった気分。わかることが増えることが楽しいなんて頭ではわかっていたはずなのに、やっとほんとうの意味でわかってきたのだ。よかったね。

変わったこともうひとつ、初めて後輩にものを教えるということをしている。わかっているのかわからない時に喋りすぎてしまうのをどうにかしたい。とにかくしっかり話を聞いてみようと思う。聞くこと、とても大事で意外とむずかしい。

日々気持ちは凪いでいる。試す化粧品がことごとく合わなくて顔がかゆいこと以外はストレスもない(やっぱり結構いやかもしれない)。

audibleを始めて読むより聴くほうが向いているなあと発見したり、三曲くらいをエンドレスリピートして弾くだけのピアノも楽しい。

毎日ちょっとずつわかっていって、なにかあたらしいものに出会えるといいなあとぽやぽや思う。