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分かりやすく話す力は、子どもたちに鍛えられた

こんにちは。とりです。
6年半の児童福祉施設職員を経て、今は1年ほどベビーシッターをしています。

分かりやすく話す力」について。

私は、「きちんと話そうモード」のスイッチを入れると、割と分かりやすく簡潔に自分の話したいことを伝えられる方みたいです。

(スイッチ入れないと、文章も話の流れも自由奔放です。)

スピーチとか人前での発表とか、そんなに経験している訳じゃないのに何でかな〜と考えた時に、真っ先に浮かんだのが子どもたちに鍛えられたということでした。

子どもと話す時、説明する時、伝える時、叱る時

だらだら長い文章で話しても子どもは集中力が切れて聞いてくれません。難しい言葉を使っても子どもは理解してくれません。面白く話さないと子どもは興味を示してくれません。

なので、私は子どもと楽しく対話するためにこんなことを意識しています。

  • 主語述語を使い、一つ一つの文章を短くする

  • 大人が使いやすい熟語を子どもに伝わるよう分解する


例えば自己紹介。
「私はとりという名前で、保育士としてベビーシッターをしたり、社会福祉士として子どもと関わったりする仕事をしたりしていて、色んな年代の子どもたちやその家族と関わることが好きなんで、、」

なが~い!ですね。

「私の名前はとりです。現在は保育士資格を活かしベビーシッターをしています。社会福祉士として子どもと関わっていた経験もあります。様々な年代の子どもと、その家族と関わることが好きです。」

こんな感じで、一つ一つの文章を短くする意識は常にしています。意識しても長くなる時はありますが、意識しないよりはマシです。


熟語は、無意識に使ってしまう言葉を子どもに「それ何?」と質問されることで、分かりやすく分解する力が身に付きました。

例えば、以下を子どもに「それどういう意味?」と聞かれたらなんと答えますか?

快晴」→雲がないくらい、すっきり晴れている
満員」→人がいっぱいで、もう入れない
並木」→桜やイチョウなどの木がたくさん並んでいる
熱心」→そのことに一生懸命とりくむこと
防災」→地震や火事が起きたとき、怪我や生活に困らないようにすること

矢印の右側は、パッと思い浮かんだ私なりの説明です。
(防災を簡潔に説明するの難しい、、、)

小学校低学年くらいだと、習っていない漢字も多いので、大人がさり気なく使った熟語も頭の中ではひらがなで表示されるはず。なおさら意味は分かりづらいだろうなと思います。

こうして、私は子どもたちに①文章を短く区切る②熟語を分解することによって、分かりやすく話す力を鍛えてもらいました。

そして、子どもたちにとって分かりやすい言葉≒大人にとって分かりやすい言葉なはずです。(ニアリーイコールなのは、熟語好きな大人もいるかなと思って笑)

とはいっても、たまに子ども相手に難しい熟語を使ってしまい、「それどういう意味?」と聞かれて子どもの学びになることも大切です。なので、あんまり気にしすぎず、いつも通りの自分で話すことも大事だと思います。

そんな感じのお話でした。ありがとうございました。


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