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命があるからパトカー初めて乗ったとかハシャげるんやで

息子が交通事故に遭った
幸い本人には掠り傷ひとつ無く
どこも打ってないようですこぶる元気

お母さん呼んで来てと言われ
急いで向かった先には多数の警察官
母親を目の前に「親は?」と言い放たれたのが
ハイライト
すんません、コレです(挙手)

いや怖いわ
それ笑えるのも息子が無傷やったからで
もし数秒早かったら、遅かったら
車がスピードを出してたら
無職で家に居たからいいけど
2か月前なら間違いなく家におらん時間帯

毎日車に気をつけなさいよ飛び出したら駄目と
口酸っぱく言い続けてもこれやもん
本当に子供が元気に生きてるって奇跡やと思うわ

自分に子供ができてから
映画も本も子供が出てくるストーリーに弱くなった
ヨシノサツキ先生のばらかもん
これなんか最たるもんやと思う
五島列島が舞台の所謂日常系ギャグで
腹抱えて笑うやつからしんみり泣けるやつまで
完璧な癒し漫画

アニメ化もされてたんやけど
ホルモンバランス崩れてる時とか
地を這うメンタルの時なんかもうOPだけで泣ける
イントロでなるが先生の家の玄関をぐいっと開ける
そこだけで泣ける
公式ノンクレジットとか動画上がってないかと探したけど
YouTubeには無かったわ
見たことある人は思い出して
見たことない人は非合法なやつかもしらんけど探し当てて
曲がSUPER BEAVERなんですよ
とにかく素晴らしいから

天真爛漫てこういうことやな
無邪気すぎてどうなんと思うほど
自然体の女の子 なる
都会から来た頭ガチガチ
ネガティブで残念な大人
憎めない天然書道家 半田先生
なにひとつ分かり合えることの無さそうな二人

半田先生が書道家として挫折し立ち直るまでのストーリーと
島の日常やなるの成長みたいな話が
平行して繰り広げられる
基本的にギャグやから何の気負いも無く読めるし
ふと大事なことに気付いたりする場面もある
めちゃくちゃいい本やと思う

島の子供達がただただ愛おしい
別に感動のシーンとかじゃないコマでも
泣くとこちゃうのに涙出てくる
新生児見たときと似た感情
ヨシノサツキ先生にお子さんがいらっしゃるというのは
聞いたことないので(わからんけどな)
元々別に子持ち目線で描かれたものではないはず
やねんけど!なんか!子供のありがたさというか
子供特有の面白さみたいなんがグっとくる

あと巻が進むごとに絵が可愛くなっていくし
半田先生もどんどんイケメンになっていく
たのしい

僕は君じゃないし 君も僕じゃないから
すれ違う 手を繋ぐ そこには愛だって生まれる
そういうもんさ 

なんていい事を言うんじゃSUPER BEAVER最高やなマジで

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