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先輩後輩
縦社会。
日本ならではのものであろう。
中高時代、とても上下関係に厳しい部活にいた。あまりにも変な部則が多かったため、顧問と何度も見直しが行われたくらいに厳しかった。
例えば、先輩と同じ号車に乗っては行けない。
先輩が後ろにいらっしゃったら道を譲る。
会った時は90°のお辞儀。
と言った感じだ。
他にも「?」となる部則がたくさんあった。
それもあって、先輩にタメ口で親しく話しかけると言うことはできないでいる。
しかし、ついさっき、
勝手に後輩と認識してタメ口を聞いてしまっていたと判明した。
その方と一緒になった時、私より経験回数が少なかったため、私より下の立場でシフトに着いていた。
また、今日も別業務をした際に、
慣れていない点が多く、圧倒的に後輩であると感じられた。
だが、それは元々今のタイプでない仕事の枠で採用された方であり、私が働いている枠では働いていない方であったためであった。
先輩に指摘されて初めて知ったのだが、
その先輩曰く、私は他にも先輩にタメ口を使ってしまっていたらしい。
その先輩の名前を聞いたのだが、身に覚えが全くない。
一点、心当たりがあるとすれば、
私が急いでいた際に、近くにいた人にぶつかりそうになり、
「ごめん!」と謝ったことである。
その時のシフトはいつもは知ってる人しかおらず、先輩はわかる人しかいなかったため、
思わず「ごめん!」と謝ってしまった。
内容は聞こえなかったため、同期がタメ口かはわからなかったが、
同期と親しげに話している様子から後輩と勘違いしてしまったと思う。
流石に親しい先輩にもタメ口は叩けない。
縦社会、実に面倒である。
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