SNSと友情

先日、Instagramにあげたストーリーに
中高時代の友人からリアクションがあった。
私に会いたいということだった。

小学生〜高校生まで、
ずっとLINE以外のSNSは禁止されていた。
でも、ヲタクを本格的に始めた高校生の時に、
両親に内緒で、情報集めのためだけの所謂"ヲタ垢"をTwitterに作った。
そこで繋がったヲタ友もいるが、
彼女らとは"現場以外で絶対に会わない"と
決めてつきあっていた。
所詮SNSだけの関係で、日常で会っていないこと、相手がヲタ卒したなどのことから、
会う人はもういない。
ネッ友はそういうものであることがほとんどだろう。

InstagramはSixTONES(?)がInstagramを始めた際に私がフォローするだけで、
本当に何も発信しない、フォロワーも0の"ヲタ垢"を作った。
中高時代のSNSはこんな感じだった。

大学入学を機にInstagramの"リア垢"を作った。
Twitterをしている人が少なく、
LINEよりもInstagramを交換する方が気兼ねなくできるようで、「インスタ教えて？」
と言われることが多く、
「何も投稿しないよ？」と言って作り、Instagramを交換するようになった。
そのため、中高時代の友人とは全く繋がっていなかった。
LINEに載せている人もいるが、全くあげないことから、まあいいっかという感じでそのままにしていた。

部活の同輩と遊んだ際にInstagramを交換し、
そのうちの一人と会った時にメンションされて、
そのストーリーを見た同級生から沢山フォロリクが来た。
冒頭に出てくる彼女とはその時に繋がった。

次第に私は現場に行った時に撮った写真を
ストーリーにあげるようになった。
(未だに投稿はしていない)
たまにだが、人と遊んだ時もストーリーをあげるようになっていった。

話はかなりそれたが、冒頭に戻る。
彼女とは席が隣同士になったことがきっかけで、
高3(確か)の時によく話すようになった。
でも2人で遊んだことはないし、
卒業以来、一切連絡も取っていなかった。
彼女の投稿にいいね等はしていたが、リアクションすることはなかった。

そんな彼女から急に「会いたい」と言われ、
私はとても嬉しかった。
ストーリーをあげるのが初めてだったわけではないし、卒業してすぐというわけでもない、
なぜ？と思うところもあったが、
まさか彼女から「会いたい」と言われるとは考えていなかった。

仲が良かった友人のうち何人かの進学先は未だに知らないし、Instagramも全員と繋がれたわけではない。
そんな状況の中、突然リアクションしてきた彼女に、私は本当にびっくりした。

散々ここで友人がいない。
と言っているが、何があるか本当にわからないし、
遊びに行かないため素材がないし、
おしゃれな写真も取れないため、
あまり乗り気ではなかったInstagramから繋がることもあるんだなと思った。
今の時代ならではである。

問題は私の方にあるのだなと改めて思った。
前も似たことを言ったが、
今年はもっと人と関わって行きたいと思う。
パートナーも欲しいが、その前にスタートラインに立とうと思う。