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1日経ってもわからない。

推しってなに?
私は彼らに本気で恋してたのだろうか。

認知すらされていないし、
結婚できないことも、嫌でもわかっている。
上から目線だが、推しとしてなら微笑ましく見ていられるところも、
結婚するとなると、そうはいかなくなる。

だから、恋愛としての好きではないはずだ。

でもやっぱり、
結婚の文字は私を現実に引き戻す。


あ、こんなに好きだったんだと気付かされる。

9人が、8人が好きだった。
形が変わっても、どこかで繋がっていて。

どこかでその話題は本人に振られるのだろうか。
もうアプリも見られない気がする。


私は他担だ。
熱愛はまだ笑って見てられた。

でも、それが事実だったということには耐えられないくらいには、
彼のことも好きだった。

みんなでいる姿が好きだった。
一人一人が好きというより、
グループの中にいる自担や、
メンバーを見るのが好きだった。


LIVEだって絶対お客さんは減るけれど、
誰1人にすらファンサしないで、
メンバーがメンバーのために作った空間で、
ファンに見られつつ、
自分たちの世界に浸っていて欲しいと思ってしまうくらいに好きだった。
MCが長めでもいい。

かっこいいメンバーにキスしたくなる。
そんなことを思うくらいに、
メンバーがメンバーだけを見て、
私たちファンはその幸せ空間を一歩離れた立場から見ているだけでいい。

誰かがファンサされるから、
自分も見て欲しくなる。
いっそ、誰にもしなければいい。

アイドルとしては違うし、
絶対今の人気もないだろうけど、
なぜかそう思ってしまうくらいに、
私は彼らに歪んだ好きを持っていた。


あ、何も変わらないかもしれない。
私が好きになった頃には
もう彼は彼女に出会って好きになっていた。

そう思った。
でも、やっぱり何か違う。
LIVEDVDはどっちも買ったけれど、
見られない気がする。
正式な日付が出ていないけど、
このロケの時には、この生放送の時には
もうしていたのだろうか。
と思ってしまうと、なぜか彼が見られなくなった。

わざわざ報告するくらいなら、
いっそ、ずっと隠し通して欲しい。
子供がいたっていい。
ただただ隠して欲しい。

こんなの私のエゴだ。


まだあと2年は先だろうと勝手に思っていた。
その頃には私にも彼氏ができてるかもしれないし、
仕事も初めていて、しっかり将来を見据えているから耐えられるだろう。
そう思っていた。

でももし、彼氏がいたとしても何も変わらないように思う。
歪んだ好きを全て彼氏に押し付けることはできないし、
それを直に受けていたら、多分人は耐えられない。
アイドルという虚像に向けるから成り立つのだ。


人としての幸せが何かは人それぞれ違うと思うが、
私は彼らの人としての幸せを願っていないわけではない。
でも、やっぱり彼らへ
勝手な理想を押し付けてしまっていたようだ。

綺麗事は言えない。
やっぱりきついものはきつい。
おめでとう。と思うが、
やっぱりテレビで見ると、
思い出してしまう。

あーそっか、してたのか。と忘れられるように
となると思ったが、簡単にそうはならない。

熱愛も忘れていたのだから、
いつか昇華させられるだろうか。

またみんなで笑う姿を
微笑ましく見ることができるだろうか。

感情がぐちゃぐちゃだ。

該当の人が見れば、外野が。
と思うかもしれないが、
私にもここで思いを綴らせて欲しい。

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