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私の傷跡に捧ぐ

こんにちは。数ヶ月ぶりの更新です。
前回(といってもかなり前だけど)のnoteにコメントがついて、とても有難かったので久々に書くことにしました。近況報告も兼ねようと思います。

2月の最終更新から、色々なことがありました。例えば、通信制大学への進学をはっきり決めたこと。
もう4年ほど、いわゆる「普通の大学」に行くことを諦めきれなかったのですが、今年の6月にようやく自分の中で一区切りつけることが出来ました。
あまり認めたくないけれど、私はずっといわゆる普通の大学、それも"良い"大学に入ることでこの人生を一発逆転させたいと思っていました。
双極性障害を患って、私の思い描くレールから外れてしまった人生をどうにか変えようと足掻いていたのです。
でも、約4年もの間考え続けて分かったのは「一発逆転なんてものはない」ということ、それどころか、私の思い描いていたレールそのものも私を縛る足枷となっていたということでした。
それに、私はずっと良い大学へ行くこと=他者に認められることだとも考えていました。
何とかズレたレールを元に戻して、大卒を取って、バイトして、両親を安心させて、友人たちに良かったねって言われて、見下されなくて、同じ立ち位置で笑い合うための手段だと思っていたのです。
でもストレートに進めば大学4年だった今、やっともう友人たちには絶対に追いつけないと納得することが出来ました。
言葉にすると当たり前のことかもしれませんが、私は私の道を進むしかないということがようやくそこで腑に落ちた気がします。
今はそのフェーズを経て、進学という枠に囚われずに、自分は何がしたいのか、そのためには今何が出来るのかを前向きに考えている段階です。
これは叶うか分からない目標なのですが、私は本が好きなので、出来れば書籍に携わることの出来る仕事について日々を過ごしたいと思っています。そのために図書館司書の資格が欲しくて通信制大学への進学を決めました。もちろん志望は文学部です。
ただ、通信制大学は卒業率が低いので、もしかしたら全然単位が取れずに中退するかもしれません。きっと慣れない最初の方は泣くほど辛いでしょう。でも、その時はまたその時に悩もうと思います。悩んだ経験は決して無駄にはならないことをここ数年で学びました。

小さなことを積み重ねることこそが、とんでもないところへたどり着くただひとつの道。

そんなことをかつて、かのイチローが言っていました。私が今出来る範囲のことは大きいとは決して言えないものですが、前向きな日も、そしてそうではない日もこの言葉を信じてコツコツと頑張っていこうと思います。

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